スタートアップ シーズン1 第8話より:

good egg
(特に男性に対して)感じのよい人、頼もしい人、いいやつ


大物投資家・アレックスはついにジェンコインへの投資を決断、
イジー、ニック、ロナルドを連れて祝いの宴に繰り出す。

3人は、アレックス行きつけの高級レストランでのディナーに続き
彼が所有するビル内のクラブで歓待を受ける。

イジーとニックは大はしゃぎでこの宴を楽しむが
ただ一人、ロナルドだけはアレックスの周辺に違和感を感じていた。

So, you own this place?
この店はあなたがオーナー?(ニック)

Just the building. The club came with it.
所有してるのはビルさ。 このクラブも含めて。(アレックス)

Excuse me. “Just the building.”
すごいな。「ビルを所有」とは。(ニック)

Huh. It’s not really my scene.
僕はこういう場所は苦手なんだ。(アレックス)

But hey, sometimes it’s good to celebrate.
でもたまにはね、今夜はお祝いだから。(アレックス)


(中略)

Guys, this is Lucy, and this is Kristina.
みんな、こちらはルーシーとクリスティーナ。(アレックス)

They work the bar downstairs.
二人とも下のバーで働いてるんだ。(アレックス)

(中略)

I want you to meet Izzy, Nick,
こちらはイジーとニック、(アレックス)

and that intense gentleman over there is Ronald.
それに向こうの迫力ある男性はロナルド。(アレックス)

I’m financing their company.
彼らの会社に出資するんだよ。(アレックス)

Congratulations! That’s amazing!
おめでとう! すごいわ!(ルーシー)

Thank you. He’s a good egg.
ありがとう。 アレックスはいい人だよ。(ニック)


excuse me は「すみません、失礼します」の意味でよく使われますが
このシーンのように「何だって?、ウソでしょ?、もしもし?」といった
(耳を疑うような)驚きを示す場合にも使われます。

not one’s scene「(その人には)合わない、楽しめない、柄じゃない」。

intense「激しい、強烈な、迫力がある」。

そして good egg は「(特に男性に対して)感じのよい人、頼もしい人、いいやつ」。

反対は bad egg「悪人、ろくでなし、あてにならない人」。

どちらも特に男性を表する際に使う言葉で、
語源はシェークスピアの作品から来ているそうです。

bad egg なんて食べたらお腹を壊しそうですが
そんな感じの“食えない奴”、“関わるとロクな目に遭わない奴”
というイメージかもしれませんね。

ならば good egg はその逆で“美味しい(一緒に居て気分が良い)人”、
“良い影響をもたらす人”という感じでしょうか。

イジーとニックのアレックスへの印象は good egg のようですが
ロナルドだけは bad egg のようです。


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