スタートアップ シーズン1 第4話より:
take kindly to~
~をすんなり受け入れる、快く~する
ニックが150万ドルという大口出資を掴んだおかげで
ジェンコインは本格的に始動する見込みとなった。
だが一方で、30万ドルの資金を目当てに仲間に引き入れたロナルドが
急に邪魔な存在に思えてくる。
イジーは彼にお金を返して手を切ろうと提案するが
ニックはギャングのロナルドを下手に刺激したくないと反対する。
We have the seed money and he’s dangerous.
僕たちには創業資金も出来たし、あいつは危険だな。(ニック)
So, let’s give him his money back, and that’s it.
だからお金を返して、手を切りましょう。(イジー)
I don’t think he would take kindly to that.
でもそんなに簡単にいくかどうか。(ニック)
I wish it was that simple.
そうだといいけど。(ニック)
I mean, yeah, he’s a huge liability.
確かにあいつは重荷だ。(ニック)
But he can also kill us.
だが僕たちを殺すことも出来る。(ニック)
I mean, at this point, you think he’s gonna kill us?
この期に及んで、まだそんな事をするかしら?(イジー)
seed money「創業資金、新事業の元手」。
新しいビジネスを始める元金は seed money(種銭)、なるほどと思います。
that’s it「それだけだ、それでお仕舞、それで終わり」。
それで終わり、もう何も言うことはない、
とパスンと関係を切ろうとする感じがよく出ている言い方だと思います。
そして take kindly to~ は「~をすんなり受け入れる、快く~する」。
ここでは I don’t think he would take kindly to that
(彼がそれをすんなり受け入れるとは思えない)=「簡単にいかない」。
果たして筋金入りのギャングが、
簡単に that’s it となるかどうか懐疑的なニックです。
liability「負債、義務、(義務として)責任を持つべきこと」。
huge liability(巨大な義務・負債)=「重荷」。
at this point「この時点で、この期に及んで」。
二人がこんな相談をする一方で、
ロナルドはギャングの世界で色々と締め付けを受け始めていて
気持ちはますます真っ当なビジネス、ジェンコインに傾いています。
誰かが貧困と暴力に満ちたコミュニティを抜けようとすると
仲間たちがそれを必死で妨害してくる。
自分がただ頑張るだけでなく
そういう仲間の妨害もかわしていかないと成功できない、
それが見ていてきついです。
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