スタートアップ シーズン1 第10話より:
sorry doesn’t cut it
ごめんじゃ済まない、謝るだけでは足りない
ニックとロナルドを裏切って、投資家アレックスに賭けたイジーだったが
結果見事に彼にも裏切られ、ジェンコインの全てを奪われてしまう。
イジーは二人になじられるのを覚悟で、
もう一度自分と組んでジェンコインを取り戻そうと訴える。
最初にニックにどうにか賛同を得て、その後彼と共にロナルドの元に話をしに行く。
Hey, Nick, what is she… come on, man.
おいニック、こいつが何で・・・お前何やってんだ。(ロナルド)
It’s ridiculous right here.
バカじゃねえのか。(ロナルド)
(中略)
I’m sorry. He doesn’t have to explain anything.
ごめんなさい。 ニックは何も説明しなくていい。(イジー)
I’m sorry.
ごめんなさい。(イジー)
I am sorry for what I did, and sorry doesn’t cut it, and I know that,
私のした事を謝る、それにごめんじゃ済まないのは分かってる、(イジー)
but I have no other words other than I am sorry.
でも謝ることしか出来ない。(イジー)
This right here is GenCoin, there’s no GenCoin without you.
ジェンコインにはあなたたちが必要なの。(イジー)
We had a plan to get the company back. You want in?
会社を取り戻す策があるんだ。 一緒にやるか?(ニック)
ridiculous「ばかばかしい、おかしい、非常識な」。
そして sorry doesn’t cut it は直訳すると「“ごめん”では上手い事いかない」
そこから「ごめんじゃ済まない、謝るだけでは足りない」。
cut it は「(物事を)成功させる、上手くいかせる、見事にやる」という意味ですが
否定文(not cut it)で用いられることがほとんどです。
中でも sorry doesn’t cut it は会話でよく聞くフレーズで
ニュアンスとしては「ごめんで済んだら警察いらない」とか
「謝って済む話じゃない」という感じで相手を責める場合や
イジーのように自分で言う場合、両方のパターンで使われます。
他にも
・I/he/she can’t cut it「(私/彼/彼女には)上手く出来ない、手に負えない、無理だ」
も、結構会話で聞く言葉だと思います。
次のイジーのセリフも説得力があっていいですね。
I have no other words other than I am sorry
(“ごめんなさい”に代わる言葉が見つからない)
全面的に私が悪かった、ひたすらごめんなさい、という感じでしょうか。
それと真剣にお詫びをする時は、I’m~ と訳さず I am sorry、
きっちりアイアムソーリー、と言っているのが印象的でした。
イジーは顔も口調も強くて、怒られてるような気がしてきますが・・・
せめて小沢真珠さんとか北村一輝氏くらいのコントラストがないと、
見た目の迫力で太刀打ち出来そうにありません(笑)。
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