ザ・メンタリスト シーズン6 第12話より:

straight edge
直線定規、(酒、麻薬、ドラッグ等の)享楽的な事に手を出さない主義


国家機密クラスの地図を作製していた男性・チャールズが不可解な死を遂げ
FBIが捜査に乗り出す。

チャールズは資産家一族の出身で、他の家族は華やかな仕事に従事している中
彼は地道な地図作成という仕事に打ち込んでおり
弟・カーティスによれば、酒もドラッグも一切やらない真面目な人柄とのこと。

だがジェーンはどうもこの弟に引っかかるものを感じていた。

Did your brother have a drug problem, to your knowledge?
あなたが知る限りで、お兄さんは薬物に手を出してた?(リズボン)

No, never. He was straight edge his whole life.
いいえ、一度も。 兄は真面目そのものでした。(カーティス)

But for heaven’s sake, why would anyone murder him?
一体全体、なぜ兄が殺されなきゃならないんです?(カーティス)

Well, there’s another good question. Any guesses on that one?
いい質問だ。 何か思い当たる?(ジェーン)

No. I’m not sure I like your manner.
いいえ。 どうもあなたの態度は引っかかるな。(カーティス)

That is a very nice suit.
とても高級なスーツを着てるね。(ジェーン)

(中略)

Did you get that in London?
ロンドンで仕立てた?(ジェーン)

Yes, as a matter of fact.
ええ、そうですが。(カーティス)

You know, usually money is either earned or inherited.
お金っていうのは普通自分で稼ぐか相続するかだけど。(ジェーン)

Yours is both, isn’t it?
君のは両方じゃないか?(ジェーン)

I suppose. The family is established. I’m in banking.
かもしれません。うちはそれなりの家だし、私は銀行家です。(カーティス)


to one’s knowledge「(その人の)知る限りで」。

そして straight edge は
「直線定規、(酒、麻薬、ドラッグ等の)享楽的な事に手を出さない主義」
という意味になります。

for heaven’s sake「お願いだから、後生だから、全くもって、一体全体」。

I’m not sure I like your manner(あなたの振る舞いはどうだろう)
=「あなたの態度が気に入らない、嫌な感じだ」。

I’m not sure~ は「~か定かでない、~かはっきり分からない」、
それも「恐らく嫌だ・気に入らない」という否定的な意味合いが強くなります。

ですので「よく分からない、何とも言えない」という意味で
I’m not sure を使う時は注意が必要です。

私も昔「今度の週末パーティにに来ない?」と聞かれて
「まだ予定がはっきりしない」というつもりで I’m not sure と答えたら
「恐らく行けないと思う」という意味に伝わったのでしょう、
残念、じゃあまた今度!と言われてしまったことがあります。

日本語訳のイメージに引きずられた勘違いに、その時気づきました。

as a matter of fact「実のところ、何を隠そう」。

I suppose「(根拠・確信はないが)恐らくそうでしょう、そうかもしれない」。

established「世間に認められた、名声を得た」。

ジェーンはカーティスのような、鼻持ちならない人に手厳しいですね
(自分もそういう時あるのにね・笑)。


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