エンパイア 成功の代償 シーズン1 第5話より:
with open arms
手放しで、心の底から
現在のパートナー・アニカとの結婚を決意したルシウス。
大きなダイヤの指輪を用意してのプロポーズは大成功、
アニカは二つ返事で結婚を承諾するが
実はこのプロポーズには、ルシウスのある計算が働いているのだった。
Will you marry me?
俺と結婚してくれるかい?(ルシウス)
Oh, my God! Yes, yes.
まあ!もちろんイエスよ。(アニカ)
Oh, my God, it’s beautiful.
凄いわ、とても綺麗。(指輪を受け取るアニカ)
Yeah, now, you know we’re gonna have to put this puppy back in the box.
ああ、だがしばらくこの指輪はしまっておこう。(ルシウス)
Just for a little bit.
ほんのちょっとの間だ。(ルシウス)
No.
いやよ。(アニカ)
No, ’cause neither your family nor my family is gonna welcome this with open arms.
俺の家族も君の家族も、この結婚を手放しでは喜ばないだろう。(ルシウス)
We got to break it to them one karat at a time.
少しずつ認めてもらおう。(ルシウス)
Starting with your parents this weekend. Dinner.
まずは今週末、君のご両親から。ディナーに招いて。(ルシウス)
…Okay.
・・・いいわ。(アニカ)
puppy は「子犬」の他に「物(thing)」という意味もあり
ここではその意味で使われています。
we’re gonna have to put this puppy back in the box
(俺たちはこれを箱に戻さねばならない)。
neither~nor~「~も~もない、どちらもない」。
neither your family nor my family is gonna welcome this
(君の家族も俺の家族も、この結婚を歓迎する事はない)。
そして with open arms は「手放しで、心の底から」、
直訳すると「両手を広げて」、
ある事を心から嬉しがる、喜ぶ、歓迎する、というイメージが湧きますね。
with open arms は、日本語だと「もろ手を挙げて」が近い感覚の気がします。
ここでは、そうではない、歓迎されない、というわけです。
one at a time「一つずつ、一人ずつ」、
ルシウスはダイヤモンドにかけて、one karat at a time と言っていますね。
アニカはルシウスの計算を全く知らず、無邪気に喜んでいるんですが
ここからドロドロに展開していきます。
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