ママと恋に落ちるまで シーズン1 第6話より:

meet someone halfway
(その人に)歩み寄る、互いに譲歩する


今日はハロウィーン。

テッドとバーニーは二人でパーティに出かけ
マーシャルとリリーは気合を入れたコスチュームで
マクラーレンズに繰り出す。

マクラーレンズではロビンが最近デートをし始めたマイクを伴っていたが
仮装しているのはマイクだけ、ロビンはいつも通りの服装で
リリーたちと同じテーブルで食事をするが、どうも上手く行っているように見えない。

マイクが彼女を気に入っているのは明らかだが
ロビンはあまり彼との時間を楽しんでいないように感じたリリーは
彼女と化粧室で話をする。

Do you like Mike?
あなたはマイクが好きなの?(リリー)

Of course I do. Why?
もちろんよ。どうして?(ロビン)

It just doesn’t seem like it.
何だかそうは見えなくて。(リリー)

You won’t share your food, you won’t wear a costume.
彼と食べ物をシェアしないし、コスチュームも着てない。(リリー)

(中略)

Okay, I know that stuff looks dumb from the outside.
分かってる、そういう事って、傍からはバカみたいに見えるんでしょう。(リリー)

But it’s kind of the greatest thing in the world when you’re a part of it.
でもいざやってみると、とても楽しいのよ。(リリー)

(中略)

If you don’t start meeting him halfway, you’re gonna lose him.
少しはあなたも歩み寄らなきゃ、そのうち彼を失ってしまうわよ。(リリー)

Look, it’s Halloween.
今日はハロウィーンなんだもの。(リリー)

Just put on the girlfriend costume for a night.
一晩くらい彼女らしくしてみましょうよ。(リリー)


share「分け前、取り分、共有する」。

I know that stuff looks dumb from the outside
(それらの事は外側からはバカに見える)

stuff「(物の)材料、原料、要素、素質、がらくた、くだらない物事」。

ここでの stuff はおそろいの仮装をしたり、互いの食べ物を分け合ったりといった
「カップルの行動アレコレ(傍からはくだらなく見える事)」。

it’s kind of the greatest thing in the world when you’re a part of it
(それは自分がその一員である時は、世界で最も素晴らしい事の一つに思える)
=「いざやってみると、とても楽しい」。

ある事が自分にとって如何に大切か、その気持ちを表す素敵な表現だと思います。

このシーンではカップルの行動の事を言っていますが
例えば趣味嗜好について人に語るような時にも使えそうですね。

そして meet someone halfway は「(その人に)歩み寄る、互いに譲歩する」。

直訳すると「道中半ばでその人と会う」、お互いに歩いてくれば真ん中で落ち合える、
=「歩み寄る、譲歩する」となります。

今のロビンは、私の側にあなたがもっと来てよ、そっちには行かないわよ、
という態度なので、リリーはそれでは関係が上手くいかないと言っているんですね。

put on the girlfriend costume for a night
(今夜一晩、ガールフレンドの仮装をしなさい)=「彼女らしくしてみなさい」。

ハロウィーンの costume「衣装」にかけて
「彼女という仮装」をしてみたら、と提案しています。


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