ママと恋に落ちるまで シーズン6 第4話より:

step on someone’s toes
(その人の)気分を害する、いらいらさせる


ロビンの同僚アナウンサー・ドンの後釜として
女性キャスター・ベッキーがやってくる。

ロビンはベッキーのキャピキャピしたノリに圧倒され
段々と職場でも存在感が薄らいでいる事に、危機感を感じるのだった。

Hi! I’m Becky!
どうも! ベッキーよ!(ベッキー)

I am so excited to be your coanchor! Yay!
あなたと共演出来るなんて嬉しいわ! イェイ!(ベッキー)

Hi, Becky. My, you’re perky.
どうも、ベッキー。 まあ元気がいいこと。(ロビン)

Don’t worry, I am not here to step on your toesies.
心配しないで、でしゃばるつもりはないから。(ベッキー)

You’re still the star.
スターはあなたよ。(ベッキー)

I made chocolate chip cookies for everybody! Yay!
皆にチョコチップクッキーを作ってきたの! イェイ!(ベッキー)

…And just like that, Becky started to eclipse Robin.
・・・そんな風に、ベッキーはロビンを覆い隠し始めた。(テッドのナレーション)


coanchor「共同司会者」。

perky「元気がいい、威勢がいい、活発な」。

そして step on someone’s toes は「(その人の)気分を害する、いらいらさせる」。

直訳すると「つま先を踏む」、そこから相手をイライラさせる、
特に相手の活躍している場所で出しゃばるとか、強引に絡むような形で
「その人をいらつかせる、気分を害する」という意味になります。

完全に出しゃばる気マンマンのベッキーに押されて
ロビンは内心でストレスを貯め込んでしまいます。

eclipse「日食、月食、(栄誉・名声等の)薄らぎ」。

Becky started to eclipse Robin(ベッキーはロビンを覆い隠し始めた)。

なるほど、こんな感じで eclipse は「ある人の存在を覆い隠す、影を薄くする」
という意味で使われる事もあるんですね。

eclipse と言えば80年代にボニー・タイラーの「Total Eclipse of the Heart」という曲がありました。

「完全に隠された心」みたいな意味になるかと思いますが
これもまるで月食のように恋心に徐々に影がさす、そんな様子を歌った一曲です。


このボニー姐さんの大ヒット曲といえば、
スクールウォーズの元ネタ「Holding Out For A Hero」でありましょう。


この曲はいつ聞いても燃えます(実際PVも山小屋が燃えているヨ・笑)、
これを青春スポコンドラマの主題歌に選んだのは大正解だと思います。

麻倉未稀さんも、かなり本家のボニー姐さんに近いパワフルな声で
改めて聞いてみると原曲に忠実なカバー曲という気がしました。

ベッキーに地位をおびやかされそうなロビンは、
バーニーにこの窮状を相談しようとします。


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