ママと恋に落ちるまで シーズン7 第3話より:

work out
うまくいく、丸く収まる、解決する、体を鍛える


テッドはあるパーティで、6年前に別れたヴィクトリアと再会する。

彼女はドイツに留学した後、しばらく遠距離恋愛をしていたが
うまくいかなかった女性であった。

これはもしかして運命では・・・と復縁を期待し彼女の店の片づけを手伝うテッド、
だが彼女は間もなく結婚する予定だと打ち明けられる。

失望を隠しきれないテッドに彼女は別れ際、
なぜこの6年ずっと恋が実らないのか、その理由を教えてあげるという。

There is a reason that it didn’t work out between you and me,
私たちが上手くいかなかったのには理由がある、(ヴィクトリア)

but it’s not Germany.
ドイツの事は関係ない。(ヴィクトリア)

And I’m willing to bet it’s the same reason none of your other relationships in the last six years have lasted either.
それにこの6年間、あなたの恋愛が上手くいってないのも同じ理由。(ヴィクトリア)

It’s Robin.
ロビンよ。(ヴィクトリア)

No.
まさか。(テッド)

Yes. She is so much bigger in your world than you realize.
そうよ。 あなたが思っている以上に彼女の存在は大きい。(ヴィクトリア)

And this thing that you’re all doing, you and Barney and Robin,
未だにあなたとバーニーと彼女、(ヴィクトリア)

where the three of you hang out at the bar night in, night out, like you’re all just buddies?
しょっちゅう友達みたいに出かけているんでしょう?(ヴィクトリア)

That doesn’t work. Trust me.
それじゃ誰ともうまくいかない。本当よ。(ヴィクトリア)

You’ve got it all wrong.
君は勘違いをしてる。(テッド)

I’m right about this.
これについては私の方が正しい。(ヴィクトリア)


work out は「うまくいく、丸く収まる、解決する、体を鍛える」。

特定の事柄に取り組み、それが良い成果を得る、うまく運ぶ、解決する
それらの事を work out で表せます。

「人間関係がスムーズに運ぶ」のも work out であり
ここでは特にカップルの恋愛関係が
it didn’t work out between you and me(私とあなたの間は上手くいかなかった)
と言っています。

willing to bet~「~に賭けてもよい、~に違いない」。

I’m willing to bet it’s the same reason(同じ理由に違いない)
none of your other relationships in the last six years have lasted either
(あなたの恋愛が6年間、一つも最後まで続かないのは)。

友達関係があまりにも生活の中心になりすぎて
彼の恋人や配偶者が疎外感を感じる、そういう関係を bromance と呼ぶことがあります。

brother「兄弟」と romance「ロマンス」をかけ合わせた造語ですが
これも一種のブロマンス状態みたいですね。

それでは恋人はいつもはじき出されてしまう、その事に気づきなさい、という感じでしょうか。

You’ve got it all wrong(あなたは全て間違っている)
=「完全に誤解している」。

「分かった・理解した」を I got it と言いますが
You’ve got it all wrong は「あなたは全てを間違って理解している」
つまり「あなたの誤解だ、勘違いだ」という意味になります。

まあ何を言ってもヴィクトリアには言い訳に聞こえますよね、
ロビンの存在もウザかっただろうし(笑)。

テッドの歴代彼女の中では好きなタイプでしたが
彼女はドイツで出会った彼氏と幸せになるのでしょう。

戻っても多分上手くいかないんだけども、
彼女が誰かのもとに行くと思うと惜しくなる、そういうテッドの男心も見え隠れするシーンです。


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