ママと恋に落ちるまで シーズン8 第5話より:

salt of the earth
善良なる人、尊敬すべき立派な人、社会をよくする人


テッドは自分のために結婚式をすっぽかしたヴィクトリアとの結婚を決意し
彼女にプロポーズする。

彼女の答えはもちろんイエスだったが、
もうロビンと会わないようにと言う条件を出される。

ヴィクトリアはロビンを二人の関係の障害と捉えており
それがある限り、また別れる事になると不安に感じているのだった。

Victoria. Will you marry me?
ヴィクトリア。 僕と結婚してくれる?(テッド)

Yes, of course!
もちろんイエス!(ヴィクトリア)

There’s just one thing.
でも一つだけ。(ヴィクトリア)

Anything. You name it.
何でも言って。(テッド)

You can’t be friends with Robin.
ロビンと友達で居続けるのはやめて。(ヴィクトリア)

(中略)

There’s just too much history there.
彼女とは過去がありすぎる。(ヴィクトリア)

I mean, Robin’s the reason that we broke up the first time around.
最初に別れたのもロビンが原因だった。(ヴィクトリア)

Robin’s our roadblock.
彼女は私たちの障害になる。(ヴィクトリア)

(中略)

But nicest girl in the world.
でも世界一いい子よ。(ヴィクトリア)

Salt of the earth.
立派な人。(ヴィクトリア)


you name it「どんなことでも、その他何でも」。

基本的には物事の羅列の後に you name it「その他何でも」と続く形になり
例えばお花屋さんならば
チューリップ、バラ、スイセン、カトレア、you name it「その他何でも」
という感じで、自分が思いつく以上に幅広く何でも、となります。

テッドのセリフは Anything. You name it(何でも。どんなことでも)と
君の言うことならどんな事でも、と最大限腕を広げて迎えるような感じでしょうか。

roadblock「道路防塞、通行止め、バリケード、障害」。

ここでは二人の関係発展を妨げる障害物、
スムーズに進むはずの仲が、ロビンにせき止められている、みたいな感じだと思います。

そして salt of the earth は「善良なる人、尊敬すべき立派な人、社会をよくする人」。

直訳すると「地の塩」、元は聖書から来ている言葉で、塩は腐敗を防ぐ働きがある事から、
善良で道徳心があり社会(地上)の腐敗を防ぐ人、
さらに塩は昔は大変貴重、かつ人が生きるのに欠かせない物であることから、
人や社会に欠かせない存在、という意味も表しているそうです。

あの元アナウンサーの千野志麻(ちの・しお)さんの名前も
「地の塩」から来ているそうで、ご両親の教養を感じる名前だなあと思います
(名字が“ちの”さんでないと成立しないけれど)。

また数年前にWOWOWのドラマで「地の塩」という
考古学と未解決の殺人事件が絡み合った作品があって
これも見ごたえあるストーリーでした。

実際にあった遺跡ねつ造事件がモデルになっている話で
今ちょうど、Amazonプライムで全話配信中なので、気になる方はぜひ見てみて下さい。


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