ママと恋に落ちるまで シーズン8 第18話より:
get/have first dibs on
一番乗りをする、他に先んじて獲得・選択する権利を得る
リリーは芸術を見極める選択眼を買われ
キャプテンから新しいアートコンサルタントとして雇われることに。
かねてから念願だったアート関連の仕事が始まり
張り切っているリリー。
早速今夜、あるギャラリーのオープニングパーティに出かけて
新進気鋭の芸術家とコネを作るのだという。
As the captain’s new art buyer,
キャプテンの新しいコンサルタントとして、(リリー)
I have to go schmooze this up-and-coming artist, Strickland Stevens,
将来有望な芸術家とお近づきにならないと、(リリー)
so we get first dibs on all his new stuff.
彼の新作を一番にゲットするためもにね。(リリー)
And I’ll be helping Lily seal the deal by impressing the intelligentsia with some art-related hilarity.
そして俺はリリーの仕事が上手く行くよう、アートにまつわる笑いでインテリを楽しませる手助けを。(マーシャル)
I’ve prepared some jokes.
ジョークをいくつか用意したんだ。(マーシャル)
Why couldn’t the art dealer pay his rent?
美術商が家賃を払えないのはなぜ?(マーシャル)
I don’t know. Why?
さあね。何で?(ロビン)
…This is gonna be rough.
・・・こいつはキツそうだぞ。(バーニー)
Because he ran out of Monet!
それはモネーがなくなったから!(マーシャル)
schmooze「気軽なおしゃべり、ばか話、(気に入られるべく)おべっかを使う」。
go schmooze(お近づきになる)。
up-and-coming「将来有望な、売り出し中の」。
I have to go schmooze this up-and-coming artist
(私はこの将来有望な芸術家とお近づきにならなきゃ)。
schmooze は「おしゃべり、歓談」、しかしタダのおしゃべりというよりも
「ある目的のために、相手に気に入られるべく、もしくは印象付けるべく行う会話」
という意味になるようです。
その意味では字幕にあった go schmooze(お近づきになる)というのは
すごくピッタリな訳だと思いました。
そして get/have first dibs on は「一番乗りをする、他に先んじて獲得・選択する権利を得る」。
dibs は「分け前、権利、少額の金銭」、つまり「最初の分け前・権利を獲得する」
=「一番乗りをする、他に先んじて獲得・選択する権利を得る」となります。
芸術家の次の新作を一番に得るために、彼と懇意にならなければ、という感じでしょうか。
seal the deal「取引を成立させる」。
intelligentsia「インテリ、知識階級の人々」。
hilarity「浮かれ騒ぎ、陽気さ、笑い」。
ウケるかどうかはともかく、マーシャルなりに色々と妻の手助けをするようですね。
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