ザ・メンタリスト シーズン7 第12話より:

on the up-and-up
正直な、信頼出来る


連続殺人犯をおびき出すため、
自らFBIのお抱え霊能者としておとりになる決断をしたジェーン。

そしてラジオ局の番組出演中に、視聴者から一本の電話が入る。

ラザロと名乗るその人物は、インチキ霊能者に日頃から怒りを感じており
ジェーンにも挑発的な態度を見せる。

そして犠牲者となった自称霊能者の遺体に“偽物(fake)”と書かれていた事を匂わすなど
犯人しか知り得ない情報を淡々と語り出す。

I spoke to someone like you once before.
前にあんたのような奴と話したことがある。(ラザロ)

He was a complete fake.
そいつは完全な偽物だった。(ラザロ)

You could practically see it written on him.
体中にそう書いてある。(ラザロ)

We didn’t release what was on the body.
遺体に何が書かれていたかは公表してないはず。(チョウ)

Nobody knows that except us and the killer.
我々と犯人以外には知り得ない。(ラザロ)

That’s our guy.
こいつが犯人か。(アボット)

(中略)

When we left, you suggested that you’d dealt with another psychic who wasn’t on the up-and-up.
先ほど、あなたは偽物の霊能者と話したと言ってましたよね。(ラジオDJ)

Are you a skeptic now?
それで霊能者に対して懐疑的に?(ラジオDJ)

No, I believe in spirits. Very much.
いや、俺は魂の存在は信じてる。かなりね。(ラザロ)

Just not everybody who claims to be in touch with them.
ただ彼らと交信できるとウソをつく連中は信じない。(ラザロ)


practically「実際に、現実に、ほとんど」。

You could practically see it written on him
(実際、彼にそう[偽物と]書かれているのが見られるだろう)。

release「解放する、自由にする、(映画などを)封切する、(ニュース等を)発表する」。

We didn’t release what was on the body
(遺体に何があったかは発表していない)。

自社製品の新商品の発表などはプレスリリース、新曲の発売もリリース、
更に事件の捜査状況の公表もリリースと、
release という単語は色んな場面で使われるんですね。

世間に「放つ」ってイメージで考えると、感覚が捉えやすい気がしました。

deal with~「~を扱う、~と取引・やり取りをする」。

そして on the up-and-up は「正直な、信頼出来る」、
英国でよく使われるそうです。

you’d dealt with another psychic who wasn’t on the up-and-up
(あなたは信頼できない霊能者とやり取りをした事がある)。

skeptic「懐疑的な、疑い深い、懐疑論者」。

要はインチキ霊能者は許せないという話なんですが、
それを fake psychic ではなく
psychic who wasn’t on the up-and-up(信頼できない霊能者)と表現するあたりが
大人のネイティブなのねえ、と思いました。


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