トゥルーブラッド シーズン2 第8話より:
listen to yourself
何を言ってるのか分かってるのか、(間違っていないか)考えてみろ
サムのバーにある冷蔵室で、ウェイトレス・ダフネの遺体が発見され
第一容疑者としてサムが浮上する。
それは警察にかかってきた匿名電話による告発だったが
身に覚えのないサムは、言いがかりだと強く抵抗する。
実はダフネはサムと同じくシェイプシフターであり
邪神マリアンに仕える下僕でもあったのだ。
彼は匿名電話も含め、この事件は自分を陥れるためのマリアンの仕業と直感するが
目の前にいる二人の保安官、バドとケニヤにそれを説明しても理解されるはずもなく
曖昧な供述しか出来ないのだった。
Come on, Sam. We can’t tell you that.
無茶言うなよサム。 誰からの通報かは明かせない。(バド)
That’s why it’s called an anonymous tip.
それがタレコミってもんだ。(バド)
(中略)
There’s a rumor you were having a relationship with the deceased.
あなたと被害者が付き合っていたという噂があるけど。(ケニヤ)
That true?
本当なの?(ケニヤ)
Yeah.
ああ。(サム)
Well, you don’t seem too beat up about it.
その割には悲しんでないようね。(ケニヤ)
Well, we… I guess we kind of broke up.
それはその、もう別れちまったから。(サム)
(中略)
Now, come on, Bud, Kenya.
頼むよバド、ケニヤ。(サム)
Listen to yourselves. You know me.
よく考えてみてくれ。 俺の事は知ってるだろ。(サム)
I’m not sure we do.
そいつはどうかな。(バド)
You got no birth records, no Social Security number.
お前さんの出生届も、社会保障番号も確認出来ない。(バド)
We can’t even find where you went to high school.
学歴すら不明だ。(バド)
anonymous tip「密告、タレコミ」。
deceased「死亡者、故人、亡き人」。
beat up「強くかき混ぜる、叩いて酷い目にあわせる、傷つける、打ちのめす」。
you don’t seem too beat up about it
(あなたは[この事件で]さほど打ちのめされていないみたい)
=「その割には悲しんでないようね」。
そして listen to yourself は「何を言ってるのか分かってるのか、(間違っていないか)考えてみろ」。
直訳すると「自分自身に耳を傾けろ」、
明らかにその人がおかしな事や、筋の通らない事を言っている時などに
listen to yourself 、変な事言ってるのが分からないの、
自分の言動を振り返ってみなよ、という感じで使えます。
前後の文脈により和訳は変わってきますが、基本は「自分自身に耳を傾けろ」、
つまり、あなたの言い分は変だよ、間違ってるよという意味になると思います。
サムの場合は「俺が容疑者だなんて[その結論は]あり得ない」みたいな感じでしょうか。
地元民に愛されるバーの店主として、人々と仲良くやってきたサム。
しかし経歴が怪しいために疑われてしまいます。
アメリカでは多くの手続きで社会保障番号が必要なのに
それがないという時点で、普通ではないんでしょうね。
ローンも組めないので、店の開業資金も全て現金ということになり
そんな大金どうしたんだと。
やっぱりマリアンの家から若いころに盗んだお金っぽいですよね。
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