今日から「The Arctic Circle: A new frontier for sustainable wine -「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」を読んでいます。
When Emma Serner met and fell in love with Italian enologist Andrea Guerra in Tuscany, the young couple began to dream about starting their own vineyard together.
エマ・サーナーがトスカーナでイタリアの醸造家アンドレア・ゲラと出会い、恋に落ちたとき、若いカップルは二人のブドウ園を持つことを夢見るようになった。
“We were both very invested in climate topics and environmental questions,” said Serner, who was interning at the vineyard Guerra was working at.
ゲラが働いていたブドウ園でインターンをしていたサーナーは「2人とも気候問題や環境問題にとても関心があったんです」と言う。
“But I really felt like it would be impossible to do in the south of Europe.
「ですが南欧では無理だろうなというのが私の本音でした。
Climate change really has become drastic and it’s affecting agriculture in a very severe way.”
気候変動がとても激しさを増していて、農業にも深刻な影響を及ぼしていたからです。」
In recent years, heat waves, drought and smoke from wildfires have wreaked havoc on vineyards around Europe,
近年、ヨーロッパでは熱波や干ばつ、山火事の煙がブドウ畑を荒廃させ、
wreak havoc on「害する、荒らす、惨害を与える」。
making it increasingly difficult to produce the same legacy wines that producers have consistently been churning out for centuries.
生産者が何世紀にも渡って作り続けてきた伝統あるワインの生産が、ますます困難になっている。
Last year, southern European winemakers faced historically low harvests due to bad weather.
昨年、南ヨーロッパのワインメーカーは、悪天候による歴史的な不作に直面した。
Serner suggested heading up to her home country of Sweden and setting up a vineyard on the island of Gotland,
サーナーは、故郷スウェーデンのゴットランド島にブドウ畑をつくることを提案、
a southern province with warm, mild summers where her grandmother owned a summerhouse.
そこは夏が温暖で、祖母が別荘を持っていた南部地域である。
But Guerra wasn’t sure.
しかしゲラは確信が持てなかった。
“He had never heard of Gotland,” Serner said,
「彼はゴットランドなんて聞いたこともなかったんです」とサーナー。
“He asked, ‘What is it? Are there polar bears?’
「彼は言いました『そこは何だい?シロクマでもいるのか?』
You know, all the southern European myths about Sweden came up.
スウェーデンにまつわる南ヨーロッパの神話ですよね。
And then he started asking very intricate questions about soil composition, climate, air humidity, UV radiation and the average temperature.
それから彼は土壌の組成、気候、空気湿度、紫外線、平均気温など、とても込み入った質問をし始めました。
intricate「入り組んだ、複雑な、難解な」。
After quite a while, he said he was still very sceptical, but there is potential.”
そしてかなりの時間が過ぎた後『まだ懐疑的だけど、可能性はある』と言われました。」
ウィスキーの次はワインのお話。
今年はイギリスでも記録的な熱波が来たというニュースがありました。
ヨーロッパで40度超えとは信じられず、そうなれば冷涼な気候を好むはずのワイン生産はどうなるんだろう?と疑問に思っていたところです。
やっぱり深刻なダメージが起きているようですね・・・。
うちではもちろん高級な有名ワインなどではなく、紙パック入りのチリ産ワインを愛飲しているんですが、ワインといえばヨーロッパですし、近年はアメリカのナパ・バレーでも大規模な山火事がありました。
この先ワインはどうなるのか・・・そこにこの記事を見つけたので、早速読んでいきましょう!
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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