先日から「The hidden meanings behind fashion’s most dramatic colour -「ファッションの最も劇的な色に秘められた意味」を読んでいます。
・「ファッションの最も劇的な色に秘められた意味」(1)
・「ファッションの最も劇的な色に秘められた意味」(2)
“When he had the fabric in front of him, he knew what sort of black he wanted to bring out with the material,” Gaspard de Massé from the Balenciaga Archives in Paris told BBC Culture.
「彼は生地を目の前にすると、その生地でどんな黒を引き出したいのかが分かるのです」パリにあるバレンシアガ・アーカイヴのガスパール・ド・マッセはそう語る。
“You have many blacks inside the black,” he explains.
「黒の中にはたくさんの黒が入っています」と彼。
“Sometimes it’s grey, sometimes it’s brown, sometimes it’s blue.
「ある時はグレー、ある時はブラウン、ある時はブルー寄りの黒。
Sometimes it’s like you are diving in the black, especially for velvet.
時にはどっぷり浸かり込むような黒、特にベルベットなどはそうですね。
Sometimes it’s so deep, you go in and you discover something new.”
奥が深いからこそ、入り込むと新しい発見もあるのです。」
Balenciaga’s black legacy lives on under Demna, the label’s creative director since 2015.
バレンシアガの黒の伝統は、2015年から同ブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めるデムナのもとで生き続けている。
At last year’s Met Gala, the designer exploited black’s contouring qualities by swathing Kim Kardashian face to feet in black fabric, with only her world-famous hourglass figure to identify her.
昨年のメットガラでは、キム・カーダシアンの顔から足までを黒い布で覆い、彼女だと示すのは世界的に有名な砂時計型のボディラインだけとして、黒の輪郭を強調する特質を生かした。
contour「輪郭、外形」。
And the drama continued at this spring’s catwalk show with black-clad models in leather masks strutting through New York’s dimly lit Stock Exchange.
そしてこの春のショーでは、レザーマスクをつけた黒服のモデルたちが薄暗いニューヨーク証券取引所を闊歩し、ドラマが繰り広げられた。
キム・カーダシアンのあのボディを、黒で覆って際立たせる。
他の人には真似できない(着こなせない)、印象的な衣装。
黒は確かに青っぽい黒、赤っぽい黒、茶色っぽい黒、色々ありますね。
着物の世界では、赤っぽい黒が最も高級な黒だと聞いたことがあります。
深みや濃さなど、割りと価格が反映される色だなと思います。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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