先日から「Why plastic doesn’t dry in the dishwasher -「食洗機でプラスチックが乾かせない理由」を読んでいます。

食洗機でプラスチックが乾かせない理由


・「食洗機でプラスチックが乾かせない理由」(1)
・「食洗機でプラスチックが乾かせない理由」(2)
・「食洗機でプラスチックが乾かせない理由」(3)
・「食洗機でプラスチックが乾かせない理由」(4)

Dishwasher detergents have evolved, and now contain surfactants which aid drying.
食洗機用洗剤は進化し、乾燥を助ける界面活性剤が配合されるようになった。


surfactant「界面活性物質、表面活性物質、界面活性剤」。

The surfactants lower the surface tension of the water, meaning that it is less likely to cling to objects in the dishwasher.
界面活性剤が水の表面張力を下げることで、庫内の物に付着しにくくする。

In 2019, chemical company BASF even launched a new “rinse aid” cleaner specifically designed to help plastic dishes and cutlery dry faster.
2019年には、化学メーカーのBASF社が、プラスチックの食器やカトラリーが早く乾くよう、特別に設計された新しい洗剤「リンスエイド」を発売したほどだ。

In their quest for faster-drying plastics, dishwasher engineers have turned to more than just hot air and surfactants to solve the problem.
プラスチックの速乾性を追求する中で、食洗機の技術者は、熱風や界面活性剤だけではない解決策に目を向けた。

Zeolites, the porous minerals used in everything from cat litter to nuclear waste processing, are also useful when it comes to sucking excess moisture from the inside of dishwashers.
ゼオライトは、猫砂から核廃棄物処理まで幅広く使用されている多孔質鉱物で、食洗機内部の余分な水分を吸い取るのにも有効である。


porous mineral「多孔質鉱物」。

Some high-end models started using chambers of zeolites towards the end of the 2000s, and the technology has caught on.
2000年代末頃から一部の高級機で庫内にゼオライトが使われるようになり、技術が浸透してきた。

Zeolites have a remarkable ability to absorb water.

ゼオライトは、水分の吸収力に優れている。

Their porous nature means they have a large surface area – zeolite can hold more than 40% of its own weight in water.
多孔質のため表面積が大きく、ゼオライトは自重の40%以上の水を保持出来るのだ。

Something else happens when it adsorbs water, too – it releases heat.

更には水を吸着すると、熱を放出することもある。



猫砂のあれが、食洗器のプラスチック問題を解決するカギになる?

確かに言われてみれば水分の吸着率はすごいですし、価格も安くて優秀な材料かも。

そういう多孔質の物質として他に浮かぶのは珪藻土。

食洗器の壁や部品を珪藻土にしたらよさそうな気が(笑)。

まあシロートの思い付きなどとっくの昔に試験済みでしょうが「全てを早く乾かす」問題は、専門家の試行錯誤によって解決されつつあるのでしょうか。


もし今、私が家族や友人から「どうしたら英語が手軽に学べるか?」と聞かれたら、真っ先に勧めたいのが「スタディサプリENGLISH」です。

理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。

私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!

私の英会話教材体験記