昨日から「What will China’s population drop mean for the world? -「中国の人口減少は、世界に何をもたらすのか?」を読んでいます。

中国の人口減少は、世界に何をもたらすのか?


・「中国の人口減少は、世界に何をもたらすのか?」(1)

The change has been met with both alarm and optimism
この変化は、警戒と楽観の両方で受け止められており

- including concerns about what this means for the global economy, and the hope that continued prosperity might not be as dependent on having a growing population as has historically been assumed.
世界経済にどのような影響を及ぼすかという懸念や、これまで想定されてきたような人口増加による継続的な繁栄は望めないのでは、という見込みも含んでいる。

The charity Population Matters has suggested that China’s stabilising numbers should be celebrated for their potential environmental benefits and the welfare of the country’s citizens.
慈善団体「Population Matters」は、中国の人口安定は、環境面での利点や国民の福祉につながる可能性があり、祝福されるべきだと提言している。

But such a stark demographic shift in the world’s most populous country raises many uncertainties and implications for the future.
しかし世界で最も人口の多い国での、このような急激な人口動態の変化は、多くの不確実性と将来への示唆をもたらすものだ。

Is China’s newly declining population really a surprise?
中国の新たな人口減は本当に驚きなのだろうか?

And how will it affect the planet?
そして、それは地球にどのような影響を与えるのか。

BBC Future looks at five of the big questions to get to grips with this story.
この物語を理解するために、5つの大きな問いに注目してみよう。


Why has it taken so long for China’s population to shrink?

なぜ、中国の人口減少にこれほど時間がかかったのか?

In 1991, within just a few years of the one-child policy kicking in, China’s birth rate had fallen to below replacement level.
1991年、一人っ子政策が始まってわずか数年で、中国の出生率は人口交替率を下回るまでに低下した。


replacement level「人口補充・置換水準、人口交替率(総人口の維持に必要な出生率)」。

Each woman was having fewer children than the number required to maintain the population size from one generation to the next.
一人の女性が産む子供の数が、世代を超えて人口を維持するのに必要な数より少なかったのだ。

In most countries, this is usually around 2.1
多くの国では合計で2.1人程度が一般的であり

- one for each woman, one for her partner, and an extra 0.1 to counteract those that die as infants.
女性一人につき一人、パートナーに一人、そして乳幼児期の死亡に対する策として0.1人となる。


counteract「~に逆らう、~に妨害する、(反作用で)中和する」。


今日生まれた子が、社会の一員となって支えるまでには時間がかかるので、その間の人口増減はそれまでの勢いを引き継ぐという感じなんでしょうか。

急発進や急停止は無理だし、一度ついた勢いはすぐには止められない・・・何となく、タイタニック級の大きな船を操縦するイメージが湧いてきます。

だから常に先を読んで舵を切らないと、氷河にぶつかって沈没、もありえる??

その立場になったことはないので想像ですが、国を動かすとはそういうものなのかなという気がしました。


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