先日から「The lifelong effects of ‘the favourite child’ -「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」を読んでいます。
・「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」(1)
・「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」(2)
・「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」(3)
There may also be a knock-on effect on emotional wellbeing that causes other, more indirect problems.
また精神的安定にも影響が及び、他の間接的な問題を引き起こすこともある。
Researchers in China have, for example, shown that parental favouritism is a predictor for mobile phone addiction in adolescents.
例えば中国の研究者は、親のえこ贔屓が青少年の携帯電話中毒の予測因子であると示している。
In a small Canadian study of eight homeless teenagers,
ホームレスのティーンエイジャー8人を対象にしたカナダの小規模な調査では
seven said they felt that their parents had favoured a sibling over them, while they had always been the “problem child”, and that this had contributed to the breakdown of family ties.
そのうち7人が「親は自分より兄弟を贔屓し、自分はいつも “問題児 “だった」と感じており、それが家族の絆を壊す一因になっていると答えている。
While this final study is too small to draw wider conclusions, it highlights just how far a child’s experience of favouritism can potentially go.
この最後の調査例は、広くあてはまる結論を導き出すには規模が小さすぎるが、子ども時代のえこ贔屓体験が、その後に大きな影響を与える可能性を示している。
The mental health impact may persist into adulthood, with maternal favouritism for example being associated with higher depression scores in adult children.
メンタルヘルスへの影響は成人期まで続く可能性があり、例えば母親のえこ贔屓は、成人後の子供のうつ病のスコアが高くなることと関連している。
The bias itself may also continue in later life, with parents still playing favourites with their adult children.
親の愛情の偏りは、成人後の子供たちのえこ贔屓によって、その後の人生でも続くことがある。
And while the parents rather than the siblings bear the responsibility for this,
そして、その責任は兄妹よりもむしろ親にあるのだが
favouritism can harm the sibling bond over the life course and increase tensions and conflict between siblings.
えこ贔屓が生涯を通じて兄弟間の絆を傷つけ、緊張や対立を高める可能性もある。
This is especially worrying as having good relationships with our siblings is important for our lifelong health and happiness.
兄弟姉妹との良好な関係は、生涯にわたる健康と幸福のために重要であるだけに、これは特に心配なことだ。
親が自分たちのえこ贔屓に無自覚のまま、子供たちが大人になってからもそれを続けてしまい、それが兄弟間の諍いの種になりかねないと。
これはあるかもしれませんね。
何となく、親もある時点から子供への印象が更新されなくなるというか、ずっと自分が「この子はこうだ」と認識した子供像から離れられないということが、あるような気がします。
それは子供から見た親の印象や姿もそうかもしれません。
一番身近な肉親であるがゆえ、自分の印象や見方を疑わないというか、固定されるような感じ。
自分もそうかもしれないと思いました。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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