ホワイトカラー シーズン1 第8話より:

This is a boiler room scam.
これは証券詐欺だ。


ニールとピーター・バーク捜査官は、
株価操作で不正に多額の利益を得ている、証券ブローカーの捜査にあたることに。

「詐欺」のエキスパートであるニールの能力が見込まれて
今回も捜査に加わるニールだったが、その心は晴れなかった。

なぜなら最愛の恋人、ケイトの身柄を拘束しているのが
どうやらFBIだということが分かってきたからである。

そんなニールの心の内を知る由もないピーターは
捜査チームの仲間たちに、
今回の証券詐欺の概要についての説明を行っていた。

これはその説明の中で登場するフレーズです。

boiler room と言えば、そのまま「給湯室」という意味でも使いますが
今回のように
「投資家たちにブローカーが売り込みの電話をかけ、価値のない株を売りつける詐欺」
という意味で用いられることも多い言葉です。

ベン・アフレックの映画「ボイラールーム」も
確か、新人証券ブローカーの話でした。

こういった証券詐欺を
なぜ boiler room scam(fraud)「給湯室の詐欺」と呼ぶかについては諸説あるようですが、
1970年代初頭の政治活動に、その由来があるという説が有力です。

薄暗い地下室に電話要員たちが集まり、
片っ端から有権者に自分たちの支持政党に投票をするように電話をかけていた、
そのとき無数の電話線が地下室の扉から伸びている光景が、
まるでボイラールームに無数のパイプ管が這っているように見えたから、というのが
その語源だそうです。

ですから「電話で行う証券詐欺」と
非常に意味が限定された言葉として使われているようです。

地下でこっそりと後ろ暗い計画を進める、
そんなイメージが浮かんでくるような言葉ですね。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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