ホワイトカラー シーズン3 第3話より:

nail
うまくやる・成功させる


企業スキャンダルを追い続ける雑誌ライター・ヘレンは現在、
何者かの脅迫を受けており、それを案じた彼女の上司からFBIに護衛の依頼が入ったが
取材を邪魔されたくないと、ピーターらの申し出をかたくなに拒む。

しかし脅迫者は彼女の子供を狙っている可能性もあり
このままヘレンを放っておくことは出来ないと判断したピーターは
部下のダイアナに、彼女の秘書として雑誌社に潜り込み
ヘレンを護衛するよう指示をする。

今回のフレーズは、ヘレンの秘書として申し分のない経歴を作り上げ
ダイアナを面接に送り込む場面で登場します。

We made you a bullet-proof resume.
我々が君に完璧な経歴書を用意した。

Now all you need to do is nail the interview.
あとは面接を上手く乗り切るだけだ。(ピーター)


bullet-proof は「防弾、防弾チョッキ」ということですが
その他にも「間違いない、完璧な」という意味で使われることがあります。

そして nail にはご存じのように「爪・釘」という意味がありますが
「(困難なことを)上手くやる、成功させる、バッチリ決める」という意味で使われることもあります。

この nail の使い方は「アメリカン・ビンテージ大修復!ビフォー&アフター」でリックが

You nailed it!
(難しい修復を)よくやったな!


とスタッフをねぎらう時によく言っているので、頭に残っていました。

今回護衛を依頼されているヘレンという女性は、自分にも他人にも厳しく
部下がヘマをしようものなら、すぐにクビを切るような激しさを持つ人物。

なのでダイアナはヘレンの機嫌を損ねず、クビになることもなく
彼女のそばで気づかれることなく護衛を勤める必要がある、
つまりとても難しい仕事を成功させねばならないわけです。

そういう意味で、nail を使った表現がピッタリな場面という気がします。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

私のリスニングパワー体験記はこちらをどうぞ >>

サンプル音声が聞ける、リスニングパワー詳細ページはこちらからどうぞ >>





ゆるく学ぼう!海外ドラマで英会話