ホワイトカラー シーズン3 第11話より:
my ears are burning
耳が火照る(自分の噂をしている)
ケラーに自宅から拉致されたピーターの妻・エリザベスを救うため
ピーターとニールはモジーの案内で、財宝の隠し場所に向かう。
さらに頭の切れるケラーを相手に時間稼ぎをするには
ケラーの要求を飲むふりをして、彼にまず財宝が存在することを証明し
財宝を受け渡す芝居を打つ必要があった。
そしてモジーの指定した財宝の隠し場所で、3人とケラーが落ち合うという場面です。
You picturing yourself shooting Keller right now?
今、ケラーを撃ちたいと思ってる?(ニール)
No. I don’t want to shoot him.
いいや。撃ちたくはないない。(ピーター)
I want to smash in his face repeatedly.
むしろあいつの顔を何度でも殴ってやりたい。(ピーター)
I’m currently sticking bamboo under his fingernails.
俺は指の爪の間に竹串を刺してるところ。(モジー)
You are one for the classics.
お前は古典的な手法が好きだな。(ニール)
You guys talking about me? ‘Cause my ears are burning.
お前ら俺の噂話か? 耳が火照ったもんでな。(ケラー)
picture yourself~「~を想像してみる、~を思い描く」。
picture というと「写真、絵画」という意味がすぐに浮かびますが
動詞の場合は「~を(心に)描く、想像する」となり、yourself「あなた自身」ということで
ここでは shooting Keller(ケラーを撃つこと)となっています。
でもピーターに限らず、人間ほんとうに憎い相手に対しては
簡単な手段(shooting)よりも、smash「殴る」のような、
自分で直接的に痛めつける方法を選びたくなるようです。
currently「現在、目下のところ」。
ニールの picture yourself~ を受けて
モジーは sticking bamboo under his fingernails
([自分は想像の中で]奴の爪の間に竹串を刺してる)。
そして my ears are burning は直訳すると「耳が燃えている、耳が火照る」、
それが転じて「自分の噂をされている」という意味のイディオムです。
これは日本語にも同じような言い方があるので、とても分かりやすいですよね。
でも英語でも共通して「耳が火照る=他人の噂話のサイン」というのは
人種を問わず考えることは似るということなのか、何か根拠のある話なのか?
面白い一致だなあと思います。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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