ホワイトカラー シーズン4 第16話より:
a tough sell
受諾させるのが難しい、受け入れがたい
ニールたちとFBIチーム、それぞれが着々とエレンの箱に近づく中、
皆にとって想定外の事態が起こる。
何と箱の隠し場所が51階であることを知ってか知らずか、
上院議員・プラットが、自身の運営する慈善団体の名前で51階全てをレンタルしたのだ。
ビル自体は通常営業中であり、
民間人が空いているフロアを借りることには何ら問題もない。
それは例え偶然であったとしても、ニールとピーターには厄介な事態であったが
幸いなことに同じくフロアを占領されては困るキャロウェイが
すでにプラット側に退去要請を出していた。
すぐにプラットを追い出せるのかと訊ねるピーターとキャロウェイの会話からです。
I have put in a request with the bureau to have Pratt moved out.
FBIからプラット側には退去要請を出しておいたわ。(キャロウェイ)
But until then,
でも今のところ、
he is a private citizen who is leasing an office for his charitable foundation,
プラットは彼の慈善団体の名前で51階のオフィスを借りている民間人だから
and booting him out is a tough sell.
追い出すのはそう簡単じゃない。(キャロウェイ)
boot out 「(ある場所、組織等から)追い出す、首にする」。
そして a tough sell は「売り込むのが難しいもの・事」、
それが転じて「受諾させるのが難しい、受け入れがたい」という意味になります。
今回の場合はFBI側の要請を、プラット側に飲ませることが難しい、
プラットにとって退去要請は受け入れがたいことだ、となります。