ブレイキング・バッド シーズン1 第7話より:

frisky
元気に飛び回る、よくじゃれる、陽気な


治療の効果を確認するため、医師の診察にやってきたウォルター夫妻。

徐々に良くなっているように見える夫の症状について
妻のスカイラーが担当医に語る場面からです。

His color is better. You know, his energy.
顔色も良くなって。元気になったし。(スカイラー)

And he’s even more physical.
それに前より肉体的に。(スカイラー)

More physical?
肉体的とは?(医師)

Well sexual, frisky, actually.
その性的な面で、とても元気なんです。(スカイラー)

I mean, that’s got to be a good sign, right?
これって良い兆候ですよね?

Sure, I’ll take that.
もちろん、それは良かった。(医師)


color 「顔色」。

physical「身体的に、肉体的に」。

この physical と聞くと浮かぶのは、やはり80年代のヒット曲「フィジカル」です。

それまでは清純派美女シンガーだったオリビア・ニュートン・ジョンが
突然 I wanna get physical「あなたとしたいの」と歌いだして、ファンの度肝を抜きました。


この曲は、本当はロッド・スチュワートのために書かれた作品だったそうですが
ロッドが拒んだため、オリビアにお鉢にまわってきて、結果、彼女の代表曲となりました。

PVは曲のキワどさを和らげるような(?)トレーニングジムが舞台となっていたので
何も知らない子供だったワタシもキャッチーなメロディに吊られて「ふぃじか~る♪」と
両親の前でよく口ずさんでいました(もっとも両親も意味など知らなかったでしょうが・笑)。

そして frisky は「元気に飛び回る、よくじゃれる、陽気な」ということで
これは猫大好きフリスキー♪の、フリスキーですね。

まあウォルターはお世辞にも子猫ちゃんとはいえない普通のオジサンなのですが
どういうわけか(生命の危機に瀕した雄の本能?)近ごろベッドの中でも外でも
やたらとフリスキーなのでした。



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