ブレイキング・バッド シーズン4 第8話より:
comfort zone
安全な領域、守備範囲内
ゲイルの部屋から出た指紋を理由に、事情聴取に呼ばれたガスは
ほぼ完璧な受け答えで捜査官たちの疑念を晴らすことに成功するが
ただ一人、ハンクだけは未だに何かが腑に落ちない。
そこである日、ウォルターを連れ出し、ガスの店へやって来たハンクは
足の不自由な自分に代わって、ガスの車に発信機を取り付けて欲しいと頼む。
しかしガスの正体を知っているウォルターがそんな事をすれば
自分の首を絞めることにもなる。
そこでそもそも違法捜査であるハンクの頼みを
どうにか逃れようとするシーンからです。
Hank, I don’t feel good about this at all.
ハンク、私はこんなこと、全く気が進まないよ。(ウォルター)
Look, Walt, I know that this sort of thing is outside your comfort zone…
ウォルター、確かにあんたにとっては柄にもない行為だろうが・・・(ハンク)
No. I mean this is a mistake.
違う。こんなことは間違っている。(ウォルター)
Walt, I need you to help me out here, okay?
ウォルター、俺にはあんたの助けが要るんだ、頼む。(ハンク)
I mean, this is really important to me.
これは俺にとっちゃ心底大事な事なんだ。(ハンク)
comfort zone は「安全な領域、守備範囲内」、
outside your comfort zone は「あなたにとって不安な領域、あなたの柄じゃない」となります。
例えば引き受けたくない頼みごとを、やんわり断りたい時などには
That’s out of my comfort zone.
それは自分の柄じゃない。
といった感じで言うと、相手にきつく響かないのではないかと思います。
また消極的な意味合いではなく、新しい世界に飛び出したい、
I want to get out of my comfort zone.
自分の殻を破りたい(安全地帯から飛び出したい)。
といった使い方も出来ますね。
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