ブレイキング・バッド シーズン1 第5話より:
it’s been ages
久しぶり
ウォルターは、かつてのビジネスパートナー・エリオットの誕生日パーティに
スカイラーを伴って出向く。
その昔、ウォルターとエリオットが共同で立ち上げた事業「グレイマター社」は
いまやエリオットと妻のグレッチェンに莫大な富をもたらす成功を収めている。
途中で共同事業を去り、しがない高校教師となったウォルターにとって
大成功を収めた彼らと再び顔を合わせることは、複雑な想いをもたらす行為だったが
自分の余命がいくばくもないことを知ったいま、
最後の別れのつもりでパーティーに顔を出したのだ。
Walt! You made it.
ウォルター、ついに来てくれたんだな。(エリオット)
Happy birthday.
誕生日おめでとう。(ウォルター)
(中略)
Gretchen, look who’s here!
グレッチェン、ちょっと来てごらん!(エリオット)
It’s been ages!
お久しぶりね!(グレッチェン)
It’s so good to see you.
会えて嬉しいよ。(ウォルター)
you made it は「ついにやったな、よくやったな」という意味で
努力の末に何かを成し遂げた相手にかける、労いの言葉です。
恐らくエリオットは何度も自分のパーティーの招待状をウォルターに送っていたものの
今までは出席してもらえなかったのではないかと思います。
それがやっとウォルターが顔を出してくれた、
そこで出た言葉が you made it なのではないかと思いました。
ただ you made it には「間に合った」という意味もあるので
(実際ウォルター夫妻はパーティが始まってから到着した模様)
もしかしたらそっちの意味かもしれません。
そして it’s been ages は「お久しぶりね」ということで
実はこのエピソードの前に、ウォルターとグレッチェンが
かつて恋人同士だったことを示すシーンが出てくるのです。
ですからここでは色々なニュアンスを含んだ「お久しぶり」になっていますが、
単純にパーティーなどでは非常によく使われる一言だろうと思います。
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