ザ・メンタリスト シーズン2 第2話より:
put something behind
(不愉快な出来事を)忘れ去る、無かった事と考える
メリンダとエリオットという政治家夫妻のスタッフ女性が殺された事件を調べているジェーン。
捜査の過程でひらめく事があり、
一度事情を聴きに行った夫妻の事務所にアポ無しで突撃し
被害者女性のデスクを調べている。
そこへ政治家夫妻が現れ、ジェーンの強引な捜査に不快感をあらわにする。
Mr.Jane, this isn’t acceptable.
ジェーンさん、こんな事は困ります。(メリンダ)
(中略)
Calm down, Melinda.
メリンダ、落ち着いて。(エリオット)
I won’t calm down.
落ち着けないわ。(メリンダ)
I thought we put this behind us.
この件はもう片づいたはずでしょう。(メリンダ)
acceptable 「容認できる、受け入れられる」、
メリンダは this isn’t acceptable と言っていますので「容認出来ない、困惑する」となります。
日本人は断れない、Noと言えない民族と言われて久しいですが
この this isn’t acceptable は
自分の望まない事を強引に押し通されそうな時とか、本当にされては困る事について
きっぱりと受け入れがたいという意思を伝える表現として、
覚えておくと便利な一言だと思います。
そして put something behind は「(不愉快な出来事を)忘れ去る、無かった事と考える」、
直訳すると「後ろに置き去る」ということで
嫌な事をとっとと忘れる、気持ちを切り替えるというイメージで意味をとらえやすいですね。
ところでこのエピソードに出ている女性政治家のメリンダはショートカットの赤毛。
全然見当違いかもしれませんが、Sex And The City のミランダにソックリです。
ミランダはショートカットの赤毛、優秀な弁護士という設定で
ザ・メンタリストの放送開始は2008年、これはSex And The Cityの10年後なので
女性政治家メリンダは観た人にはそれと分かるお楽しみキャラかと思っています。
彼女はSATCを見ていた人には一目でミランダが浮かぶほど似ているので
未見の方はぜひチェックしてみて下さい。