ザ・メンタリスト シーズン2 第21話より:
go south
不調になる、下り坂になる、悪化する
CBIの調べにより、殺された数学者ノアには隠れた副業があったことが分かる。
彼の数学能力を活かし、賭け事で勝ちやすいオッズを導き出し稼いでいたのだ。
そしてその副業の顧客、アレックにチョウが事情を聞くことに。
Long story short, he says he can give me rational analysis on the odds.
長い話を短くすると、彼が数学的にオッズを分析してくれるって言ったんだ。(アレック)
(中略)
He gave me picks, I gave him 10% of the winnings.
彼がオッズを選んでくれて、謝礼は儲けの10%。(アレック)
(中略)
When did the arrangement go south?
それでいつから調子がおかしくなった?(チョウ)
rational 「合理的な、理にかなった」。
そして go south は直訳すると「南下する」、
これが転じて「不調になる、下り坂になる、悪化する」という意味になります。
このフレーズで南が不調、下り坂を象徴する理由は
東西南北の表示を思い浮かべた時に、下に位置するのが南だからという説が有力なようです。
ということはお察しの通り go north「北上する」もまた
それが転じて「上がる、上り調子になる」という意味になります。
思えばこの2つは日本語でも北上、南下という言葉があるくらいなので
イメージは共通しているかもしれませんね。