ゴシップガール シーズン1 第18話より:

couldn’t agree more
全く同感、おっしゃる通り


チャックの父・バートの結婚式に出席するべく会場にやって来たネイトと父親。

父は息子・ネイトとチャックのよそよそしい様子を見て
二人の間に諍いがあったことを察知、
そしてそれはきっと女性をめぐる問題だろうと考え、若い二人にアドバイスをおくる。

Clearly, I missed something when I was away.
明らかに、私の留守中に何かがあったようだが。(ネイトの父)

Little advice, fellas?
君らにちょっとアドバイスをしようか?(ネイトの父)

You’ve been friends a long time.
君らは長年の友だろう。(ネイトの父)

Whoever she is, she’s not worth it.
その女性が誰であれ、仲たがいするほどの価値は無いぞ。(ネイトの父)

Couldn’t agree more.
全く同感です。(チャック)

That’s the problem.
そういうところが問題だな。(ネイト)


miss「(機会を)逸する、取り逃す、失敗する」。

I missed something when I was away(自分がいない間に何かを逃した)、
=「留守中に何かがあった」となります。

これと似た言葉で、しばらく場を離れてから戻った際などに

Did I miss something?
(自分が居ない間に)何かあった?


と尋ねるシーンもドラマや映画でよく見かけます。

そして couldn’t agree more は直訳すると「これ以上は賛成できない」、
パッと見では、もろ手を挙げた賛成とは思えない気がしますが
実は「これ以上は賛成出来ない」=「これ以上は“無理なほど”賛成」、
つまり「自分としては最大限に賛成です」という解釈になります。

チャックはネイトの父に賛成、もう水に流そうという考えのようですが
ネイトは that’s the problem(そこが問題だ)と答えています。

「問題」を表す problem は、解決可能な「問題(課題)」を表す issue と比べて
その問題がより厄介で害がある、解決困難、という印象を与えますので
つまりネイトの方はまだ許せない、そんなに軽く水に流せないという気持ちが感じられます。



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