ゴシップガール シーズン2 第6話より:
total babe
超美人、超イケメン
セリーナは早々に担当官の心をつかみ、
イェールの早期合格者の選抜過程である重要なパーティーに招かれる。
それはブレアも死ぬほど参加したかった集まりであり
強引な力技でどうにか自分も招待を受けることに成功する。
このパーティーは、合否の鍵を握る教授たちに
自らの能力をアピールする絶好の機会であり、この日のために備えてきたブレアは
勉強などロクにしていないセリーナに差をつけようと張り切る。
そこで早速、歴史の教授の前で自慢の博識を披露するが
何と事もあろうに、セリーナに史実の間違いを指摘され、面目を失ってしまう。
このまさかの事態が信じられないブレアは、
一体いつ、どこでそんな勉強をしたのかとセリーナに詰め寄る。
How do you even know that?
何であんたが知ってるわけ?(ブレア)
You slept through history class last year.
歴史の授業ではずっと寝てたくせに。(ブレア)
I love “The Tudors.”
「チューダーズ」見てるから。(セリーナ)
Henry Cavill is a total babe.
ヘンリー・カヴィルが超イケてるんだ。(セリーナ)
total babe は「超美人、超イケメン」。
友達同士で通りを行きかう人を見て「わ、あの人めちゃ素敵!」とか
「あの子超かわいいな」とか、そんな感じの軽い言葉です。
とにかくこの日のために一生懸命勉強してきたブレアに対して
だってドラマで見たもん、超イケメンが出てるんだ、と軽く返すセリーナ(笑)。
それでその場で際立っちゃうセリーナ(笑)。
もうブレアの歯ぎしりが聞こえてきそうなシーンですが
こういう全方向的にキラキラしている人は、
もう凡人とは違う星の元に生まれているんだ・・・と割り切るしかありません。
しかし昭和の女子小中学生にとっては、正に「ベルばら」が「チューダーズ」で
歴史のテストで他はサッパリなのに、フランス革命前後だけ正解率が以上に高いという
セリーナ現象を経験した方もおられるのではないでしょうか(笑)。
何にせよ、大好きで情熱を持って楽しんでいる事があると、そのおかげで
たまに今回のようにひょんなタイミングで助けられる事もあるのですね。