ゴシップガール シーズン2 第7話より:
rub one’s nose in it
(その人を)なじる、嫌がる事をしつこく言う、あざ笑う
バス家のパーティーにてブレアから反撃を食らったヴァネッサ。
チャックが潰れかけたバーに関心を寄せたのもブレアの差し金だったと知り
ヴァネッサは一瞬でも彼を信じた事を後悔する。
そしてチャックの出資の話もただの戯言だろうと
バーの主人に事の顛末を報告する。
一方ブレアのヴァネッサへの仕返しを知ったチャックは
自分は彼女の策略とは関係なく、本当にバーを救いたいのだと伝えに行くが
時すでに遅く、主人にすげなく追い返されてしまうのだった。
Coming to rub my nose in it? Falling for your line of bull.
俺をあざ笑いに来たのか? お前のたわごとを信用した俺を。(バーの主人)
Talk to Vanessa already?
もうヴァネッサから聞いたのか?(チャック)
(中略)
Look, I don’t care what you think about me.
なあ、あんたが俺をどう思うと構わない。(チャック)
But I’m not giving up. I’m gonna save this place.
だが俺は諦めない。 この店を救う。(チャック)
Try saving yourself first, kid.
まずは自分の身を心配しな、坊や。(バーの主人)
I like to think I know people, but I was wrong about you.
人を見る目はあるつもりでいたが、お前に関しちゃ間違いだった。(バーの主人)
rub one’s nose in it は「(その人を)なじる、嫌がる事をしつこく言う、あざ笑う」、
人の失敗した様やみじめな出来事を何度も蒸し返す、
欠点やミスを何度も指摘して嫌な気持ちにさせるといった意味になります。
falling for~「~にほれ込む、~にだまされる、口車に乗せられる」。
bull は「たわごと」、
line of bull で「一連のたわごと、でまかせの数々」。
合わせて Falling for your line of bull は
(お前のたわごとにだまされた、信じてしまった)となります。
I like to think~(自分は~と思いたい、~と信じたい)。
チャックが自分の一存で動かせる金額は幾らなのか分かりませんが
実は父・バートにはこのバーへの出資は許可できないと言われています。
それでも自分の力でどうにかしたいと決意を伝えに言ったわけですが
彼の覚悟もバーの主人には届かず、一旦その場を後にします。