ザ・メンタリスト シーズン5 第20話より:

guilty pleasure
秘密の楽しみ、(人に知られたくない)お楽しみ


実業家を夫に持つ裕福な女性・ミッシーの遺体が自宅で見つかる。

菓子作りを趣味としていた彼女は、
ボランティアで元犯罪者にパン作りを教える一方で
夫との結婚生活に悩みを抱えていたらしく
有名なラジオ番組「愛の処方せん」に出演していた事が分かる。

「愛の処方せん」はヘニングスという人気ホストが
カップルの悩み相談を受けるというトーク番組で、
リズボンも何度か聞いたことがあるらしい。

All right, I’ll go talk to Buddy Hennings, the Love Doctor,
よし、僕はそのヘニングス、愛のドクターとやらに話を聞きに行くから、(ジェーン)

and you check out the shady bakery.
君は怪しげなパン工房をあたってくれ。(ジェーン)

Van Pelt and Rigsby can handle that.
そっちはヴァンペルトとリグズビーに任せる。(リズボン)

I’ll go to the radio station with you.
私も一緒にラジオ局に行くわ。(リズボン)

Ah, that’s ’cause you’re a fan.
ははーん、さてはファンだな。(ジェーン)

I am not! Look, I just think he’s a viable lead.
違う! 彼は有力な手がかりだからよ。(リズボン)

It’s all right, Lisbon.
いいんだよ、リズボン。(ジェーン)

We all have our guilty pleasures.
誰にだって秘密の楽しみはある。(ジェーン)


shady「影の多い、怪しい、いかがわしい」。

viable「(計画等が)実現可能な、実用的な、有望な」。

そして guilty pleasure は直訳すると「罪悪感を感じる喜び」、
そこから転じて「秘密の楽しみ、(人に知られたくない)お楽しみ」。

例えばいつも体重を気にしているのに、ついついアイスを食べてしまうとか
健康に気遣っているのに、実は油っぽいジャンクフードが大好きとか
人に知られたらちょっと恥ずかしい、または顰蹙を買いそうだけど止められない、
そんな自分だけの密かな楽しみを指す言葉です。

食べ物や習慣に限らず、人によっては浮気や不倫、
他人のスキャンダルにわくわくするとか、そういう事もあるでしょう。

「愛の処方せん」はカップルの暴露話を楽しむところがあるので
それが好きというのは、やっぱり人には隠したい guilty pleasure なんでしょうね。

私もイギリスで「ジェリー・スプリンガー・ショー」とか見てました(笑)。

アメリカの素人カップルのモメ事を扱う番組なんですが、
日本では見られないようなハチャメチャぶりが面白くて、つい。

・彼氏に自分がコールガールであること、そして実は男だった事を告白したオネエさん


うーん、しょーもない話ばかりなんだけどつい見てしまう・・・
これぞ guilty pleasure であります。


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