ママと恋に落ちるまで シーズン4 第17話より:
for one’s own good
(その人)自身のため、本人のため
テッドは仲間たちが嫌っているカレンと再会し、また付き合い始める。
マーシャルとリリーはうんざりしながらも、二人を迎え入れるが
ある日、テッドの部屋でカレンがロビンのイヤリングを見つけたことから
別れに発展してしまう。
傷心のテッドはマーシャルの部屋でもう片方のロビンをイヤリングを発見、
彼が自分たちの仲を裂くために仕組んだ事と疑い、彼を責めるが
いたたまれなくなったリリーが自分の仕業だと告白する。
You broke me and Karen up? Are you insane?
君が俺とカレンを別れさせた? 正気か?(テッド)
What gives you the right to do that?
なぜそんな勝手な真似を?(テッド)
Ted, I did it for your own good.
テッド、あなたのためにやったのよ。(リリー)
You just weren’t seeing how awful she was.(リリー)
あなた、彼女の恐ろしさを全然分かってない。
(中略)
I can’t believe you did that.
信じられない。(テッド)
Ted, think about how awesome you, me, and Marshall are.
テッド、私たち3人の関係が如何に素晴らしいか考えてみて。(リリー)
(中略)
We’re totally awesome!
最高でしょう!(リリー)
So whoever you marry, whoever joins Team Awesome,
つまりあなたの結婚相手は誰であれ、私たちの一員になる、(リリー)
the bar is set pretty damn high.
ハードルはすっごく高いの。(リリー)
Look, I’m not saying what I did was right…
自分のした事を正当化するわけじゃないけど・・・(リリー)
But you’re better off without her.
彼女とは別れて正解だ。(マーシャル)
What gives you the right to do that?(何の権利があってそれをするのか)
直訳すると「何があなたにその権利を与えているのか?」
つまり「そんな権利があるはずはない」ないはずなのに、勝手にやっている
=「なぜそんな勝手な真似を?」となります。
そして for one’s own good は「(その人)自身のため、本人のため」、
直訳すると「その人自身の良い事のために」といった感じでしょうか。
良く聞くのはリリーのセリフのように
for your own good「あなた自身のため」という一言ですが、your をmy に替えて
for my own good「私自身のため」 ももちろんありです。
Team Awesome(チーム最高)って感じでしょうか、
ある特定の仲間意識、連帯感を表す時に Team~ と言うことがあるようです。
例えばブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが離婚騒動を起こした際に、
それぞれのファンや友人たちがチーム・ブラッド(ブラピの味方)、
チーム・アンジー(アンジーの味方)に別れて舌戦を繰り広げていました。
そんな感じでテッド、リリー、マーシャルの“チーム・オーサム”にふさわしい女性かどうか
リリーはいつもそれを密かに判定し、コイツはアカンとなったら別れを仕掛ける・・・
という事をしていたようです。
set the bar high「ハードルを上げる、基準を高く設定する」。
the bar is set pretty damn high(ハードルはめちゃくちゃ高く設定されている)。
“チーム・オーサム”に仲間入りするハードルは高いのだ、と言っていますが
またまたリリーのおせっかいが炸裂。
テッドに内緒でこっそりブチ壊す、というのがねえ、オンナは怖い。
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