トゥルーブラッド シーズン1 第7話より:
run off at the mouth
下らない事を喋る、軽々しく喋る、バカみたいによく喋る
スーキーの兄・ジェイソンは、一度だけラファイエットから入手した
Vドラッグの刺激が忘れられない。
祖母を亡くし、妹のスーキーとも仲たがいをしてしまった彼は
もう一度Vドラッグを求めてラファイエットの家を訪ねる。
だがバーでシェフとして働く傍ら、
密かにドラッグディーラーで稼いでいるラファイエットは
ジェイソンのだらしなさを警戒して売るのを拒否。
ラファイエットは裏稼業で稼いだのち、この田舎町を抜け出して、
新しい人生を送りたいと夢見ており
そのためには、今自分の裏稼業がバレて捕まる事は絶対に避けたいのだった。
I just need to get some more V.
Vドラッグが欲しい。(ジェイソン)
(中略)
I told you not to take too much.
過剰摂取は駄目だと言ったよな。(ラファイエット)
Yeah, I know.
ああ、分かってる。(ジェイソン)
And you wind up in the hospital.
だのにお前は病院送りになり。(ラファイエット)
I said, “Keep quiet about where it came from” and you fucking ran off at the mouth to Tara.
「入手先をバラすな」と言ったのに、タラにしゃべりやがった。(ラファイエット)
Then you got vamped up and fucking threw a cop around.
その上警官をブッ飛ばした。(ラファイエット)
You can’t handle the shit, buddy.
お前にVは扱いきれねえよ。(ラファイエット)
(中略)
At least tell me where I can find more?
せめてどこで買えるか教えてくれないか?(ジェイソン)
The morgue. That’s where you’re going.
お前、死ぬ羽目になるぞ。(ラファイエット)
Get the fuck out of here.
さっさと失せろ。(ラファイエット)
wind up~「結局~で終わるはめになる、(ねじ、ぜんまいを)巻き上げる」。
you wind up in the hospital(結局、病院で終わる羽目になった)。
そして run off at the mouth は「下らない事を喋る、軽々しく喋る、バカみたいによく喋る」。
run off「走り去る、逃げ去る」、at the mouth「口元で」、
つまり言葉を留め置けず、全部口から逃がしてしまう、
喋って良い事も悪い事も見境なく話してしまう=「下らない事を喋る、軽々しく喋る、バカみたいによく喋る」。
vamped up は bump up「増加・昇進・昇給する、上の地位に上がる」を
もじったと思われます。
ここでは「(Vドラッグの摂取により)気が大きくなった、大物気取りになった」
みたいな感じでしょうか。
その結果、警官を throw around「振り回す、投げ回す」してしまった。
You can’t handle the shit(お前にはそのブツは扱えない)
そんなバカには売れねえよ、と言っています。
morgue「死体安置所」。
刑事ドラマを見る者にはお馴染みの単語であります(笑)。
The morgue. That’s where you’re going(死体安置所、そこがお前の行く場所になる)
=「死ぬ羽目になるぞ」。
多分、脳内メーカーをやらせたら
「オンナ、ドラッグ、金」で埋め尽くされてそうなジェイソンですが、
それでもタラとラファイエットにとってはスーキーと同じく幼馴染。
これ以上は危ないと忠告してくれていますが・・・。
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