今、うちには保護したばかりのキジ白の猫が居ます。
この猫は元々リビングの窓ガラス越しに、よく外からウチを観察していた猫で
どうやらすでに飼っている先住猫に興味を持ったようでした。
それである時、エサと水をあげてみたら、以来毎日来るようになり
リビングが見える場所でほぼ一日中過ごすようになり、段々仲良くなりました。
ほどなく撫でられるようになったので、体を触ってみると
まだ1歳にも満たない若い猫のようでしたが、しっぽがボキボキに折れているのと
後ろ足にケガをしているのに気づきました。
それで夫と相談して保護しようという事になり、去勢手術を含めた必要な処置を済ませ
今はケージのある部屋で過ごしています。
どうも、新入りです
ノラ猫というのは本来あまり鳴き声を出さないらしく、
この保護したノラ君も「無口」(man of few words)。
それに引き換えうちの先住猫は、ご飯くれ、早く起きろ、
オレを構え、布団に入れろ・・・とまあよく喋ります。
よく喋る、先住です
この様子をノラ君はじっと観察していたのか、2~3日もすると段々と鳴き声を頻繁に発し
しかもその声がどんどん大きくなっていきました。
家猫ブートキャンプ?
ノラ君の口数が増え、声が大きくなった本当の理由は分かりません。しかし窓越しに毎日ウチの様子を見ていて、何かが彼の中に響いたんだと思っています。
私たちは、それはきっとウチで一緒に暮らしたいという想いだったんじゃないかと
勝手にそう思っているんですが、もしそうであればノラ君は今、
先住猫による「家猫ブートキャンプ」を受けているのではないかと。
先:まだまだだな! ノラ:がんばります・・・
どうしたら人間に効率よくエサやオヤツをもらえるか、可愛がられるか、
関心を引けるか・・・そういう事を学んでいるような気がします。
そしてこんなに早くノラ君が変化しているという事は、
やっぱりここで先住猫のように自分も暮らしたいのかもしれない、
そのために家猫の振る舞いを習得しているんじゃないか、そんな風に感じています。
めっ、めげないぞ!
それと不思議なんですが、ウチの先住猫も10年ほど前に、
自分から家に飛び込んで来たんです(それもちゃんと玄関から・笑)。
その時はまだほんの小さな子猫で、とてもお腹を空かせていて、ミルクをゴクゴク飲みました。
それ以来、家で暮らしています。
そういう事を先住君も、もしかしたら覚えていて、今度はノラ君の教育をしてくれているのか?
まあそれは分かりませんが・・・。
強烈な環境とニーズが能力をぐんぐん上げる
その2匹の様子を見ていてふと思い出したのが、2016年にご縁をいただきインタビューを掲載した「イングリッシュブートキャンプ」でした。
ここの凄さについては、是非インタビューを読んで欲しいのですが、その中で社長
(ブートキャンプでの肩書は General[司令官/大将] )の児玉さんが
「とにかく英語を強制的に使う環境」に身を置くことで、
飛躍的に英語力を伸ばしたという話があったんです。
それがまるで今のノラ君とそっくりだなあ、と。
先:今日のところはここまで!
もちろん鳴かないからといってご飯や世話を忘れることはありませんが
それ以外にも、やっぱり愛情というか、スキンシップが突然欲しくなることがあるようで
そんな時は激しく鳴いて、人を呼ぶようになりました。
そして呼ばれたら、撫でたりブラッシングしたり話しかけたりして、
ノラ君の気持ちが満たされるまで付き合います。
つまり猫だって必要に駆られれば、こんなに短期間(2~3日)で言葉を駆使する事を学ぶ。
だったら人間だってそうだよね!と
「イングリッシュブートキャンプ」の方法論の正しさを再認識しました。
【 Engkish Boot Camp(イングリッシュブートキャンプ)】
今持っている語彙力で何とかなる
「イングリッシュブートキャンプ」は、2泊3日の日本語禁止合宿を通じて、会話力とコミュニケーション力を伸ばすと言うもので、
すでに自分の中にある語彙力や文法を最大限に活かすトレーニングをしていきます。
なので基本的に勉強ではなく、アウトプットの特訓です。
ウチのノラ君にしても、ベテラン先住猫のような甘え方とかコミュニケーション力はまだ全然ありません。
でも、彼が本来持っている鳴き声で、私たち人間を操る方法を着々と会得しています(笑)。
先:毎日がんばってますよ! ノラ:とっさの決め顔さすがっす
「イングリッシュブートキャンプ」も、これに非常に似ていると思います。
一応、児玉さんによると、TOEIC350点くらいは欲しいとのことですが、
これは日本で普通に高校を卒業出来ていればOKくらいのレベルだそうです。
高度な知識がなくても、伝えたい熱意があれば伝わる。
これは猫にしても、人間にしても、同じことなんだなと感じます。
何より今ある英語力で、ビジネスでも通用する英語の応用力をつける、というのがミソで
「イングリッシュブートキャンプ」では、間違いのない美しい英語というより、
セカンドベストの英語、誤解なくしっかり通じる英語、堂々と話し合える英語、
ここに焦点をおいた特訓が受けられます。
これもまるでウチの先住猫のレッスンみたいで、ノラ君は毎日頑張っているようです。
しっぽの折れた、ガリガリの小さな猫だってそこまでやるんですから、
私たちだって、本気になれば出来ないはずはありません、よね。
【 Engkish Boot Camp(イングリッシュブートキャンプ)】
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