トゥルーブラッド シーズン4 第11話より:
dire straits
ひどい苦境、非常な困難
保安官・アンディは親戚のテリーと森の中でケンカになり
怒ったテリーはアンディを置き去りにして帰ってしまう。
そこは子供の頃に二人がツリーハウスを建てた深い森で
いかに大人の男といえども、暗い中を徒歩で抜けるのは恐ろしい場所であった。
What kind of Christian?
全く何て奴なんだ?(アンディ)
(中略)
I swear to holy Jesus, Terry Bellefleur,
神に誓って、テリー、(アンディ)
I will punch your face to the back of your head when I get home.
帰ったらお前をぶっ飛ばしてやる。(アンディ)
You mean if you get home.
無事に帰れればだがな。(アンディ)
(中略)
We’re in dire fucking straights.
こいつは危機的状況だぞ。(アンディ)
Who the fuck am I talking to? Shep, hold it together, man.
ってか俺は一体誰に喋ってるんだ? しっかりしろ。(アンディ)
christian「キリスト教徒、キリスト教(教徒)の、立派な、人道的な、人間らしい」。
上記を見ると christian には「善き性質・行い」といった意味が含まれるのが感じられ
それを踏まえて
What kind of Christian?(一体どんな人間性なんだ?)
こんなに酷いクリスチャンが居るものか?
=「何て奴だ、ひどい奴だ」。
この言葉はあいつは自分らと同じキリスト教徒だ、と明らかにわかる人限定で
多分使われるんでしょう。
物語の舞台(架空の田舎町)は南部だからなのか、
あまり都会では聞かれない言葉かもしれませんね。
そして dire straits は「ひどい苦境、非常な困難」。
dire「恐ろしい、切迫した」、strait「海峡、難局、困難」=「ひどい苦境、非常な困難」。
私の場合はダイアーストレイツ(dire straits)といえばまずバンド名
(しかしなんちゅうバンド名・笑)。
「Money for nothing」、80年代のヒット曲です。
しかし名前に反して、彼らは結構成功したバンドで日本でも人気があったようです。
彼らの曲はリアルタイムでは、私には大人っぽすぎたため知らないんですが
80年代の名曲を掘ると必ず1~2曲は入ってるなあって感じがします。
hold it together「落ち着け、しっかりしろ、慌てるな」。
これと似た Keep it together「(感情を)抑えろ、我慢しろ」 というのもあり
要は感情、意識、気持ちが散らばるのを抑え込め、keep または hold しろ
=「落ち着け、しっかりしろ、慌てるな」となります。
ただでさえ魔物がうようよしている街なのに、森の夜道の一人歩きなんて(笑)。
完全にアンディが何かに出会うんでしょうね。
※「トゥルーブラッド」は Amazonプライムで視聴出来ます。
怪物的サービス、Amazonプライムをフル活用した英会話学習法 >>