トゥルーブラッド シーズン3 第4話より:
put on one’s dancing shoes
祝いや喜び事に備える、次に起こることに備える
平和が戻ったボンタンの街で、
長年この街に仕えてきた保安官バドの退任祝いが開かれる。
サムのバーで開かれたパーティで、
バドはアンディたち部下からねぎらいの言葉と共に
カウボーイブーツを贈られる。
I’m gonna keep it short.
挨拶は手短に済ますよ。(アンディ)
Everything I learned about being a good cop, I learned from you.
俺は警官としてのあり方をあんたから学んだ。(アンディ)
You always been a hell of a sheriff, Bud, and I’m gonna miss you.
あんたは立派な保安官だ、バド、寂しくなるよ。(アンディ)
Kevin.
ケヴィン。(アンディ)
We figured since you hung up your hat for good,
もうカウボーイハットとはお別れだろ、(ケヴィン)
it’s time you put on your new dancing shoes.
だからカウボーイブーツを贈るよ。(ケヴィン)
Thank you. They’re beautiful.
ありがとう。 すごいな。(バド)
It’s been a great honor serving this community.
ここで働けて良かった。(バド)
And it’s an even greater honor having served with such fine men, and woman.
それに部下の男たちにも恵まれた、女性にもね。(バド)
And it is in that spirit that I announce to you your new acting sheriff, Andy Bellefleur.
そこで発表したい、後任の保安官は、アンディだ。(バド)
for good「永久に、今日を最後に」。
We figured since you hung up your hat for good
(もうハットは永遠に掛けっぱなしだと思って)=「カウボーイハットとはお別れ」。
保安官のシンボル、カウボーイハットを永遠に掛けっぱなし、
つまり退職ということになります。
そして put on one’s dancing shoes は「祝いや喜び事に備える、次に起こることに備える」。
踊りたくなるような嬉しいこと、お祝いがもうすぐ来るよ、という意味で使われる場合と
近々起こる予定の気合を入れて臨むような事、
または興奮するような出来事に備える、という意味があり
ここではカウボーイハットにかけて、カウボーイブーツを贈るシーンになっていました。
it’s time you put on your new dancing shoes
(新しい靴を履くときが来た)=「第二の人生に備える時が来た」。
引退後はこのブーツを履いてこれからを楽しんで、みたいな感じでしょうか。
in that spirit「その意気で、そういう気持ちから」。
acting は「演じる」の他に「代理の、代行の、事実上の」。
And it is in that spirit that I announce to you
(そうした気持ちから皆に発表します)
your new acting sheriff, Andy Bellefleur
(私の後任の保安官、アンディです)。
小さい街で連続殺人が起きて、バドは日々忙しくて、
最後はもうやってられっか、と半ギレな感じで辞めてしまいました。
のんびり平和な田舎町の保安官がヴァンパイアだのメナードを相手にしたんですから
命が無事で勇退生活、何よりです。
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