今日から「Can blue lights prevent suicide at train stations? 青い照明が鉄道駅での自殺を防ぐ?」がテーマの記事を読解しています。

In 2013, a scientific paper was published that would become the seed for thousands of viral news stories and social media posts.
2013年にある科学誌に掲載された内容は、メディアで旋風を巻き起こした。

The suggestion was astounding: blue lamps at train stations prevented suicides at those locations.
その提言は驚異的なもので、駅に設置された青い照明がその駅の自殺を防いだ、というもの。


astounding「驚くべき、仰天させるような、度肝を抜くような」。

And scientists could even show that the suicides fell by as much as 84%.
さらに科学者によれば自殺率は84%も減少したというのだ。


fell by~「~だけ減少する」。

The idea has since caught on, inspiring similar projects in many other countries.
そのアイディアは人々(の興味)をとらえ、似たような試みが多くの国で行われた。


caught on「人気がある、受けている」。

But as with many interesting but complex science stories, some of the details have got a little distorted as it was passed along the way.
だがこれまでにも多々あった興味深く、また複雑な科学話と同様に、ところどころ怪しげなところもあるかもしれない。


distorted「ゆがめられた、曲解された」。

It all started in the late 2000s, when a number of Japanese railway companies began installing blue lamps above train station platforms.
全ては2000年代後半、日本の多くの鉄道会社が駅構内で青い照明を使い始めたことから始まった。

It was an attempt to deter people from suicide in such places – a so-called “nudge” technique.
それは利用者の自殺を思いとどまらせるための試みで「ナッジ」法と呼ばれた。


deter「(おじけづかせて)やめさせる、思いとどまらせる、妨げる、阻止する」。

nudge「(注意を促すために肘で)そっと突く、(横に)押して動かす、肘で押しながら進む」。

Nudge techniques are ways of influencing behaviour that, although apparently subtle, can have surprisingly large impacts.
ナッジ法は巧みに人々に影響を与える方法であり、その効果はかなりのものである。


subtle「微妙な、微細な、敏感な、緻密な、巧みな、巧妙な」。


ここに出てくる Nudge technique(ナッジ法)とは、人間の行動心理学に基づいて、人々に(それと分からせず)正しい方法に導く方法論を指すそうです。

まるで誰かに nudge「肘で小突かれる」ように、対象者に望ましい行動をさせる。

このナッジ法の有名な例としては、男性用小便器の内側に描かれたハエの絵、これを利用者は無意識に撃ち落としたいと思い、その結果、多くの人は周りを汚すことなく用を足せる。

張り紙をするよりもはるかに効果があるようで、手法としても洗練されていますよね。

駅構内に青い照明を、というのもこのナッジ法に基づいたもので、日本でそれが行われていたというのがビックリです。

中央線とかよく人身事故があるイメージですが、もしかして青い照明が採用されているんでしょうか。

先を読んでいきましょう!


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