先日から「Five must-read books from Japanese literature – 日本文学で読むべき5冊」を読んでいます。

日本文学で読むべき5冊


・「日本文学で読むべき5冊」(1)
・「日本文学で読むべき5冊」(2)
・「日本文学で読むべき5冊」(3)
・「日本文学で読むべき5冊」(4)
・「日本文学で読むべき5冊」(5)
・「日本文学で読むべき5冊」(6)
・「日本文学で読むべき5冊」(7)
・「日本文学で読むべき5冊」(8)

Hard-boiled Wonderland and the End of the World by Haruki Murakami and translated by Alfred Birnbaum
(Vintage, 2001)



No list would be complete without the inclusion of Murakami.
村上春樹なくしてリストは完成しないだろう。

No doubt he is the most widely read Japanese author outside Japan.
海外でもっとも読まれている日本人作家は彼に違いない。

Much like the film world’s Stanley Kubrick, or Akira Kurosawa, Murakami is a genre of his own.
映画界で言えばスタンリー・キューブリックか黒澤明のごとく、彼自身が村上春樹というジャンルだ。


genre「(芸術作品の)類型、形式、様式、ジャンル」。

Murakami often mentions Russian and French classics:
村上氏はしばしばロシアやフランスの古典文学について言及する:

Turgenev, Dostoevsky, Rudin and Stendhal to name a few.
いくつか例をあげると、ツルゲーネフ、ドストエフスキー、ルディン、スタンダールなどだ。


to name a few「いくつか例をあげると、 2~3例を挙げると」。

There are references, motifs and plots akin to Shakespearian tragedies.
シェイクスピア悲劇によく似た主題や筋書き、引用も見られる。


akin to~「~と同種で、類似して、血族で、同族で」。

His fondness and high regard for such authors reflects how the same writers influenced the Japanese literary giants of late 19th-and-early 20th Century.
彼のそうした作家たちへの傾倒ぶりは、19世紀から20世紀初頭の日本文学の巨人たちが、同じ作家らから受けた影響を反映している。


fondness「いつくしみ、溺愛、好み、趣味」。

high regard「尊重、敬意」。


村上春樹さんは現役で執筆活動をしている日本人作家の中で、現在海外で一番有名な方かもしれません。

毎年、ノーベル文学賞受賞が期待されている様子をメディアで見ていると、日本ではそこに一番近い方みたいですね。

村上氏は原稿を英語で書いていて、それを日本語に訳すことで、あの独特の文体が生まれているとか。

また昨今の出版不況の中でも、村上氏は出版社が大きな発行部数を期待できる作家として、日本の出版文化を支えている存在でもあり、まさに現代日本の literary giant「文豪」のおひとりだと思います。


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