先日から「How lockdown redefines our weekends – ロックダウンが変える週末の定義」を読んでいます。

ロックダウンが変える週末の定義


・「ロックダウンが変える週末の定義」(1)
・「ロックダウンが変える週末の定義」(2)
・「ロックダウンが変える週末の定義」(3)

Man-made cycle

人が作るサイクル

Why do weekends matter?
なぜ週末が重要なのだろう?

Unlike the 24-hour daily rotation of the Earth or its year-long journey around the Sun,
地球の24時間の自転や、一年かけて太陽の周りを巡るのとは違い、

the seven-day week is a purely social construct, as the journalist Katrina Onstad notes in her book The Weekend Effect:
ジャーナリストのカトリーナ・オンスタッドが自身の著書「週末の影響」で指摘するように、一週間が七日というのはただ社会が作った概念であり:

The Life-Changing Benefits of Taking Time Off and Challenging the Cult of Overwork.
休暇を取って、オーバーワークの呪縛に挑戦することは、人生を変えるメリットがある。

In fact, the two-day weekend was in part born from another economic crisis, Onstad says.
実際、週休二日制とは、かつての経済危機から派生したものだったとオンスタッド氏は言う。

During the Great Depression of the 1930s, many industries that had not yet adopted the 40-hour workweek cut employee schedules back to five days a week, so that fewer working hours could be distributed among more people.
1930年代の大恐慌の折、週40時間という労働時間をまだ採用していなかった多くの産業が、従業員のスケジュールを週5日に戻すことで、一人当たりの労働時間を減らし、より多くの人々に仕事を分配したのだ。

By 1938, the 40-hour workweek was enshrined into law with the Fair Labor Standards Act.
1938年までには、労働は週40時間と公正労働基準法により定められた。


enshrine「(神聖なものとして)祭る、安置する、~を正式に記す」。

the Fair Labor Standards Act「公正労働基準法」。

It’s possible that this current crisis will lead to long-standing changes as well.
今回の危機もまた、この先長く続く変化につながる可能性がある。


long-standing「積年の、長年の、長続きする」。

“Even before the coronavirus pandemic, the traditional working week was changing,” says University of Portsmouth history professor Brad Beaven, citing the rise in remote working, self-employment and gig economy jobs.
「コロナウィルスのパンデミック前から、昔ながらの週当たりの労働時間は変わってきていたんです」とは、ポーツマス大学の歴史教授であり、テレワークや自営業、ギグ・エコノミーが増えると言及しているブラッド・ビーブン氏。


gig economy「ネットを通じて仕事を請け負う働き方」。

“Strangely enough, self-isolation has … enabled the worker to determine their own cycle of productivity, their breaks and own work routine.”
「不思議なことに、自己隔離によって・・・労働者が自分の生産性や休憩、および作業ルーチン等のサイクルを決定できるようになったのです。」



今の週休二日制というのは、社会に大変革をもたらした大恐慌の時代に起こった変化で、今度はコロナウィルスのパンデミックによって、また大変革が起こるだろうという予測なんですね。

大恐慌以前は、週七日ガッツリ働く(今の価値観では)ブラック労働が当たり前だったようです。

産業革命が起こって、機械化のおかげで労働者の仕事量は劇的に減ったのに、今度はその分仕事量を増やされて、それがずっと続いて今に至っています。

その世界中で蔓延しているギッチギチの労働体制が、面白いことに今回のウィルスの流行で壊れるのかもしれない。

なかなか労働者自身では断ち切れなかったオーバーワークの呪縛を、ウィルスの流行が断ち切ってくれるかもしれない・・・という話でした。


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