昨日から「The cat who saved a Japanese rail line – 日本の鉄道を救ったネコ」を読んでいます。
地方の小さな駅で可愛がられていた子猫のタマ、その幸せな日常は、赤字路線の廃線危機でピンチを迎えます。
・「日本の鉄道を救ったネコ」(1)
This story began in the late 1990s with a young calico cat called Tama.
物語は1990年代後半、若き三毛猫タマに始まる。
calico cat「三毛猫」。
The kitten lived near Kishi Station – the final of 14 stops on a 14.3km line that connects small communities to Wakayama City, the region’s hub – and would frequently hang out by the railway, soaking up affection from commuters.
その子猫は貴志駅 ― 地域の中心である和歌山市と小さな集落を繋ぐ14.3km、14駅の終点 ― のそばで暮らし、頻繁に鉄道でくつろいでは、利用客たちから愛されていた。
Over the years, Tama’s sweet nature and photogenic features made her popular with the commuters, and adoring onlookers affectionately began referring to her as Kishi’s ‘stationmaster’.
長年にわたり、タマは優しい性格と写真映えする可愛らしさで利用客らに人気を博し、いつしかファンたちから愛情をこめて「貴志駅長」と呼ばれるようになる。
onlooker「傍観者、見物人」。
But by the mid-2000s, a combination of low ridership and financial problems threatened to close down the rural rail line, and the line’s 14 stations were finally unstaffed in 2006.
しかし2000年代半ばになると低い乗車率と財政難により、地方鉄道は閉鎖の危機に見舞われ、2006年にはついにこの路線の14駅も無人となった。
田舎の小さな駅・貴志駅で、皆にかわいがられていた子猫・タマ。
しばらくは幸せに暮らしていたものの、不採算路線と見なされた貴志駅は廃線の危機を迎え・・・これだけで胸キュンストーリーの予感(しかも実話)。
忠犬ハチ公も映画になったのだから、貴志駅の猫駅長の話も映画化してもいいのでは・・・と調べてみたら、ホントにされるみたいですね!
2021年公開予定で、主演は中村雅俊さんとのこと。
まあちょっとスケジュールは変わるかもしれませんが、今から楽しみです。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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