先日から「Uncovering Amazake: Japan’s ancient fermented superdrink – 甘酒の秘密:日本古来のスゴイ発酵飲料」を読んでいます。
来るか!?フレーバー甘酒ブーム。
・「甘酒の秘密:日本古来のスゴイ発酵飲料」(1)
・「甘酒の秘密:日本古来のスゴイ発酵飲料」(2)
・「甘酒の秘密:日本古来のスゴイ発酵飲料」(3)
・「甘酒の秘密:日本古来のスゴイ発酵飲料」(4)
・「甘酒の秘密:日本古来のスゴイ発酵飲料」(5)
・「甘酒の秘密:日本古来のスゴイ発酵飲料」(6)
・「甘酒の秘密:日本古来のスゴイ発酵飲料」(7)
・「甘酒の秘密:日本古来のスゴイ発酵飲料」(8)
・「甘酒の秘密:日本古来のスゴイ発酵飲料」(9)
This fusion of cultures may be what will eventually help amazake become a food trend outside of Japan,
この文化の融合は、甘酒が海外で流行るのを助けることになるかもしれない、
similar to the way kombucha and quinoa are now widely considered health foods outside their native regions of China/Russia and the Andean region of South America.
それはちょうど今、コンブチャとキヌアが中国・ロシア地域と南アメリカのアンデス地域外で、広く健康食品と見なされているのと同じように。
Atsushi Nakagawa (中川 貴司), owner of Amazake Co in California, agrees, noting that by linking it to already-popular products, he only has to provide his consumers with a basic introduction to the drink and its potential benefits.
カリフォルニアのAmazake Coのオーナー 中川貴司氏は、すでに人気のある製品に関連付けをすれば、自分はただお客さんに甘酒の基本的な紹介と潜在的な利点を伝えるだけでよいことに気づいたという。
After completing apprenticeships at miso and koji microbreweries in Japan over the last few years,
日本の味噌と麹の醸造所での数年にわたる修行期間を終えると、
apprenticeship「年季奉公、徒弟の身分、徒弟期間」。
he’s pleased at how his knowledge of amazake has sparked the interest of his Los Angeles-based clientele, and how he’s been inspired to play with traditional flavours.
彼は甘酒に関する自分の知識が顧客の興味をそそり、そして自身も伝統的な味わいの可能性に触発されたことに喜びを感じた。
spark an interest「興味をかきたてる・刺激する」。
play with「遊ぶ、いじりまわす、弄ぶ、(事の)可能性を考える、(言葉・物を)実験的に用いる」。
“They get it,” he said.
「お客さんも分かってくれました」と彼。
“Especially they love our amazake-mixed latte drinks.
「特に甘酒を混ぜたラテを気に入ってくれました。
We offer Japanese ceremonial matcha, Golden Milk (turmeric, ginger and cinnamon) and horchata flavours.
そこで我々は日本の抹茶、ゴールデンミルク(ウコン、ジンジャー、シナモン)とオルチャタ風味の甘酒を用意したんです。
horchata(オルチャタ)「キハマスゲの地下茎の汁もしくは代用として米などを主原料として、砂糖や蜂蜜、スパイス等を原料とする飲料」。
In the last few weeks, more and more people are becoming interested in our Pure Amazake, which is undiluted, so they can use it however they want.”
ここ数週間、うちの純粋な甘酒、これは薄めていないのでお客さんが好きに使えるもので、それに興味を抱く人が増えています。」
dilute「(水などで)薄める、希釈する」。
日本の一般的な甘酒に、外国で好まれる風味を加えてアレンジしたものが、流行の兆しを見せているという話でした。
その国の文化に合わせて、例えば中華料理なんかも本場の味ではなく、日本なら日本風、フランスならフランス風に改変することで、各地で成功しているそうです。
本場四川の麻婆豆腐(めちゃくちゃ痺れる)より、やっぱり丸美屋の方がいいな、みたいな事は、どの国の人にもありますね。
甘酒も、アメリカで売るならアメリカ風に。
スシもカリフォルニアロールなど邪道といえば邪道、けれど日本のスシとは違う美味しさがあるように、そのうち逆輸入で、日本にフレーバー甘酒ブームが来るかもしれませんね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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