先日から「How Pretty Woman erased sex from its story – 映画『プリティ・ウーマン』は如何にしてセックスを排除したか」を読んでいます。


エドワードって「ビッグバン・セオリー」に出てましたっけ?

・「『プリティ・ウーマン』は如何にしてセックスを消し去ったか」(1)
・「『プリティ・ウーマン』は如何にしてセックスを消し去ったか」(2)
・「『プリティ・ウーマン』は如何にしてセックスを消し去ったか」(3)

There are faint echoes of Marilyn Monroe’s Sugar trying to stimulate Tony Curtis’s Joe in Some Like It Hot, the difference being that the disguised Joe is feigning impotence as a seduction ploy.
そこはかとなく「お熱いのがお好き」でマリリン・モンロー演じるシュガーが、トニー・カーティス演じるジョーを刺激しようとした姿を思わせるが、違いは変装しているジョーが誘惑の手段として、インポテンスを装っていたことだ。


faint「かすかな、ほのかな、わずかな、ぼんやりした、めまいがして、弱々しい、気のない、活気のない」。

echo「こだま、(世論などの)反響、共鳴、(他人の意見などの)そのままの繰り返し、付和雷同者、模倣者、電磁波の反射、エコー」。

disguise「変装・偽装する、おおう、隠す」。

feign「(~を)装う、~のふりをする」。

Edward appears to be genuinely scared of getting between the sheets with Vivian;
エドワードはビビアンとベッドに入るのが本当に怖いようなので、

the film might as well have been called Some Like It Cold.
この映画は「お寒いのがお好き」とした方がよかったかもしれない。


might as well「~した方がよい、~する方がましだ、~するのと同じ・同様だ」。

And it is this ingenious addition to Lawton’s screenplay which allows Pretty Woman to float like a champagne bubble up from the squalor of its opening scenes to the wish-fulfilment of its second act.
そして、それがロートンの脚本への巧妙な付け加えで、これにより「プリティ・ウーマン」は、オープニングシーンの薄汚さから第二幕のおとぎ話へと、シャンパンの泡のごとく浮上したのだ。


ingenious「巧妙な、独創的な、利口な、創意工夫・発明の才に富む、器用な」。

squalor「(貧しさなどからくる)みすぼらしさ、汚さ、むさ苦しさ、卑しさ、さもしさ」。

second act「(演劇等の)第二幕」。

wish-fulfilment「願望成就」、ここでは(夢が叶う事)=「おとぎ話」としています。

It’s all right, Marshall is telling us.
マーシャルは私たちに「大丈夫だ」と語りかける。

You don’t have to worry about anything as seedy as a rich man paying a poor girl for sex.
金持ちが貧しい女性を金で買うような怪しげな事も心配いらないんだと。

Look! The guy doesn’t even want to have sex with her!
だってほら!この男は彼女とセックスすらしたくないんだよ!

Pretty Woman makes this clear.
「プリティ・ウーマン」は、はっきりとそう描いている。

When Vivian does eventually get her hands on Edward, he responds with a sharp intake of breath and a pained, faraway look.
ビビアンがついにエドワードに触れたとき、彼は鋭く息を吸い込み、痛みを伴うような遠い表情で反応する。

Marshall then cuts to his hot post-coital shower, as if he and the viewer were washing away a shameful memory.
その後マーシャルは、まるで彼と観客の恥ずべき記憶を洗い流すかのように、すぐさま事後のシャワーシーンに切り替える。



こうして作品内でのエドワードの姿を羅列されると、彼ってそんな感じだったっけ?とまた見直したくなってきました。

リチャード・ギアが演じたおかげで素敵~!となったけれど、冷静に振り返ると「ビッグバン・セオリー」とかに出てきそうな。

でも見た目はリチャード・ギアというファンタジック設定(笑)。

優しくてハンサムでお金持ち、そして愛に純粋で一途、そんな彼が売春婦の女性(多くの女性がだったら私の方がもっと・・・と感じやすいプロファイル)を愛するという、とてもよく出来た現代のおとぎ話なのですね。


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