先日から「Should you get paid based on where you live? -「住んでる場所で収入が決まる?」を読んでいます。
支払い賃金と就業場所の関係は複雑で、魔法の解決策は無し。
・「住んでる場所で収入が決まる?」(1)
・「住んでる場所で収入が決まる?」(2)
In this uncertain period of trial and error, companies will be keenly watching each other to see how different policies play out.
先行き不透明で試行錯誤が続くこの時期、企業は互いが打ち出す様々な方針によって何が起こるかを熱心に観察し合うだろう。
play out「(事・状況を)起こす、運ぶ、(生活、仕事等を)最後まで続ける、(事態が)収束する」。
But the relationship between pay and location is complex, and there’s no magic formula for it.
だが支払い賃金と就業場所の関係は複雑で、魔法の解決策はない。
magic formula「魔法のような公式・手法・方法」。
And the issue can be contentious, dividing employees to the detriment of company morale.
更にこの問題は論争の元となって従業員同士の仲を裂き、会社の士気を損なう可能性もある。
contentious「争いを好む、議論好きな、議論のある、係争の」。
detriment「損害、損傷、損害のもと、損失の原因」。
morale「士気、意気込み、気力」。
Perceptions of fairness
公平性の認識There are some obvious benefits to location-based pay.
就業場所を元にした賃金には、明らかな利点もいくつかある。
If staff located in cheaper areas are paid less, the company saves on salaries.
生活費が安い地域のスタッフの賃金を減らせれば、会社は給与を節約できる。
“The number one cost is human capital, the workforce,” notes Sudarshan Sampath, research director at PayScale, a US-based salary-management software company.
「最大のコストは人的資本、つまり労働力です」とは、米国を拠点とする給与管理ソフトウェア会社、PayScaleのサンパス氏。
These savings can be reinvested, allowing a company to expand or reach its goals more quickly.
それらの節約分を再投資に回すことで、企業はより迅速に拡大、または目標を達成できるようになる。
Conversely, paying staff more to live close to a big city-based corporate headquarters can also be in a company’s interests,
逆に大都市にある本社の近くに住んでもらうため、スタッフにより多く賃金を支払うことも企業の利益になる事で、
preserving in-person collaboration and supervision, and reducing reasons for employees to scatter.
対面による協力体制と管理体制を維持し、従業員の散逸を防ぐことにつながる。
collaboration「協力、協同、援助、共同研究、合作、共著、利敵協力」。
住んでいる地域によって給与を算出することは、企業にとってメリットでもあるが、各地域に従業員が散らばっていると、団結して協力し合う体制は築きづらい、また管理も行き届かない。
なので一定数のスタッフは本社に常駐して欲しい、彼らにはその分給与も上乗せすると。
だとすると、働く側はどちらを選ぶか?という事になるんですかね。
受け取る額は減るけれど、自宅で働ける立場か、受取額は多い代わりに、本社勤務になる立場か。
半沢直樹なら、絶対に本社勤務だと思いますが(笑)、これが上手くばらけてくれると、お互いに幸せになれそうですよね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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