先日から「The surprising origin of fried chicken -「知られざるフライドチキンの起源」を読んでいます。

世界のフライドチキン色々。


・「知られざるフライドチキンの起源」(1)
・「知られざるフライドチキンの起源」(2)

Perhaps the world loves fried chicken because there are so many different ways to marinate, season, coat and fry it.
肉のマリネの仕方、味付け、衣、揚げ方がたくさんあることが、恐らく世界でフライドチキンが愛される理由かもしれない。

Your standard Southern US version is either coated in flour or batter and then fried to a crisp in oil.
標準的な米国南部の作り方は、小麦粉またはバッター(小麦粉に水または牛乳・鶏卵などを混ぜ合わせたもの)でコーティングしてから、油でカリカリに揚げる。

If you marinate the chicken first in citrus juices and spices, you’ve got Guatemalan fried chicken.
もし最初に鶏肉を柑橘系のジュースとスパイスでマリネすれば、グアテマラ式のフライドチキンになる。

Bathe it in soy sauce, ginger and garlic;
醤油、生姜、ニンニクで漬け込み、

dredge it in potato starch and pack it in a bento box and you’ve got Japanese Tatsuta-age.
片栗粉をまぶし揚げたものをお弁当に詰めれば、日本の竜田揚げだ。


dredge「川などを浚渫(しゅんせつ)する、(泥を)さらう、(ある事柄を)掘り出す、ほじくり出す、(小麦粉を)まぶす・振りかける」。

Leave the bones in, fry it twice and then coat it in a thick, sweetened gochujang (chilli paste) for Korean fried chicken.
骨を残し、二度揚げした後、濃厚で甘いコチュジャンを絡めれば韓国式のフライドチキン。

Change the gochujang to an intensely spicy cayenne pepper paste, and you’ve got Nashville hot chicken.
コチュジャンをスパイシーなカイエンペッパー・ペーストに変えれば、ナッシュビルのホットチキンになる。

The list goes on and on.
こうしたレシピはまだまだ続く。



これだけ世界中に「味つけしてカラッと揚げた鶏肉」のバリエーションがあるということは、多くの人が美味しいと感じる料理なんでしょうね。

「油で揚げれば大概のものは美味しく食べられる」と、うちの家族もよく言うので、始末に困った食材は、何かしら衣を付けて揚げることで、皆の胃袋に押し込みます(笑)。

油で揚げる調理法は、食材管理の面でも大変ありがたいです(笑)。


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