先日から「The surprising origin of fried chicken -「知られざるフライドチキンの起源」を読んでいます。

フライドチキン誕生は日本では江戸時代頃?


・「知られざるフライドチキンの起源」(1)
・「知られざるフライドチキンの起源」(2)
・「知られざるフライドチキンの起源」(3)
・「知られざるフライドチキンの起源」(4)
・「知られざるフライドチキンの起源」(5)
・「知られざるフライドチキンの起源」(6)
・「知られざるフライドチキンの起源」(7)

Though authored by an English woman, Hannah Glasse, and published in Dublin, the cookbook incorporated a broad range of traditional British recipes.
イギリス人女性ハナー・グラスによって執筆され、出版元はダブリンだったにもかかわらず、この料理本には幅広い伝統的なイギリスのレシピが組み込まれていた。


incorporate「合体・合同させる、合併する、編入する、法人組織にする、(ある団体に)加入させる・する、具体化する、組み入れる」。

What’s more, in an essay on 18th-Century Scottish cuisine, Stana Nenadic, professor of social and cultural history at the University of Edinburgh, points out
さらに、エディンバラ大学の社会文化史教授、スタナ・ネナディック氏の18世紀スコットランド料理に関するエッセイの中で、

that in 1773, biographer James Boswell wrote a diary entry explicitly describing a fried chicken dinner that an elderly tacksman served him at Coire-chat-achan on the Isle of Skye.
1773年に伝記作家のジェイムズ・ボズウェルが、スカイ島で年配の地主からふるまわれたフライドチキンの夕食について、日記に明白に記していることを指摘している。


explicitly「(言葉に出して)はっきりと、明白に」。

tacksman「スコットランド高地社会における法的および社会的地位の中間の地主」。

Mariani’s theory then, is that as hundreds of thousands of Scottish and Scots-Irish settlers emigrated to the Southern US colonies during the 1700s, they brought their tradition of frying chickens in fat with them.
マリアーニの説は、1700年代に何十万ものスコットランド人とスコットランド系アイルランド人の入植者が米国南部に移住した際、鶏肉を油で揚げるという彼らの伝統も持ち込んだというものだ。


hundreds of thousands of「数十万の、何十万もの」。

settler「(初期の)植民者、移民、移住・開拓者、解決をつける人、けりをつけるもの、とどめ」。


1747年にアイルランドのダブリンで出された料理本に、すでに(呼び名は違うが)フライドチキンの調理法が載っており、1773年にはスコットランドのスカイ島でもフライドチキンが食べられていた文献があると。

つまり1700年代に英国、アイルランド、スコットランドにフライドチキンは広まっていて、それは米国で広くフライドチキンが知られた時期(1824年出版の料理本)よりずっと早かった。

なのでアメリカに移住したスコットランド系移民が、それをアメリカ南部で広めたのでは?というのが、今のところの推測のようです。


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