今日から「India’s ‘all is well’ approach to life -「インド式‘すべてうまくいく’人生との向き合い方」を読んでいます。


Walking in one of Panaji’s local markets one warm afternoon earlier this year, I found the shops shuttered all along the street.
今年初めのある暖かい午後、パナジの地元市場のひとつを歩いていると、通り一体の店が閉まっているのを見つけた。

I was in search of a new pair of shoes to replace the ones that had just given up after years of walks in markets and towns such as this one in Goa.
私はこのゴアのような市場や町を何年も歩いたあげく、ついにダメになった靴に代わる新しい靴を探していたのだ。

“You’ll have to wait until evening now,” said my friend when I called to ask about opening hours.
「夕方まで待つしかないよ」と、電話で営業時間を尋ねた友人は言う。

It turned out that nothing in Goa is open between 13:00 and 17:00:
つまりゴアでは13:00~17:00の間は、どこも開いていないというわけだ、

this seaside state in western India heaves a collective sigh of ‘susegad’ around lunchtime and switches off from the heat outside.
インド西部のこの海辺の州は、昼食時に「スセガド」という、皆が一斉に息をつく習慣があり、外の暑さから体を休めている。


heave「(力を入れて)持ち上げる、波打たせる、苦しそうに出す、吐く、投げる、投げ出す、綱で巻き揚げる」。

Susegad – which comes from the Portuguese word ‘sossegado’ for ‘quiet’ – refers to the laidback attitude of Goans, who seem to live in a perennial state of contentment.
ポルトガル語で「静かな」を意味する「sossegado」に由来するスセガドは、いつでも満たされて見えるゴア人の、ゆったりした態度を彷彿させる。


perennial「四季を通じて続く、長期間続く、永久の、多年生の」。

Perry Goes, a Goan living in Bengaluru in India’s southern Karnataka state, told me,
インド南部・カルナータカ州のベンガルールに住むゴア人、ペリー・ゴーズは、私にこんなことを言った、

“Like siesta itself, susegad is born of an innate realisation that you cannot and should not fight the small things of life.
「シエスタそのもののように、スセガドは、人生の細かな物事と戦うことはできないし、戦うべきでもないという本質的な認識から生まれたんだ。


innate「生来の、生得の、天賦の、先天的な、固有の,本質的な」。

Like on a hot, sultry, soporific summer afternoon, it is best to shut down and spend time in the shade.
暑くて蒸し暑い夏の午後のように、一旦全部止めて日陰で過ごすのが一番。

Otherwise, you won’t be able to enjoy the balmy summer evening that comes later.”
でなきゃ後から来る爽やかな夏の夜を楽しめないよ。」


balmy「香油の(ような)、香りのよい、さわやかな、穏和な、気のふれた、まぬけな」。

Like other Goans, Goes uses the Spanish word siesta rather than the Portuguese sesta.
他のゴア人と同様に、ゴーズはポルトガル語のセスタよりも、スペイン語のシエスタを使う。



・・・と、記事にはありますが、ちょっと検索してみたら、近頃はスペインでもシエスタ廃止論が出てきているようで、世界からノンビリした時を過ごす国が減りつつあるのかもしれません。

この記事の舞台であるインドのゴアも、かつてはヒッピーの聖地として、放浪でお金を使い果たしたバックパッカーたちが、安い滞在費で羽を休める場所でしたが、インドの中間層が増えてからは、海辺の素朴な町から、お金を持ったインドの若者が遊びに来る歓楽街に変わってきているそうです。

「深夜特急」にも、主人公がインドの辺鄙な海辺の町で、気ままにブラブラ過ごす(正にスセガド?)描写があったと思いますが、あんな過ごし方は今でも可能なのか?

早速先を読んでいきましょう!


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