先日から「How John Lennon was made into a myth -「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」を読んでいます。
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(1)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(2)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(3)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(4)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(5)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(6)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(7)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(8)
More evidently factual, and the most high-profile among the various Lennon narratives, is Sam Taylor-Wood’s 2009 film Nowhere Boy, which chronicles his younger life and his relationship with his mother Julia and aunt Mimi.
様々なレノンの物語の中でも、より明確な事実を題材にして最も脚光をあびているのは、サム・テイラー・ウッドの2009年の映画「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」で、この映画は若き日の彼の人生と、母親ジュリアと叔母ミミとの関係を綴っている。
high-profile「明確な態度(の)、脚光をあびている、有名な」。
chronicle「年代記、編年史、~新聞、(史実等を)年代記に載せる、記録にとどめる」。
Like scholars picking over the childhood of Buddha, we want to understand how Lennon became the man he did,
ブッダの子供時代について調べる学者のごとく、私たちはレノンがどのようにして、ああした人物になったのかを知りたい、
but there’s also a purity to this portrayal because it presents Lennon before the prism of fame split him into his kaleidoscopic multitude of facets that allowed artists to imprint their own ideas of what John Lennon was or should have been.
だがこれらの作品は、名声によって変幻自在な顔を持つに至る前のレノンを見せているので、描写には浄化された部分があり、ジョン・レノンとは何者だったのか、またはどうあるべきだったのか、作り手側の考えを刻み込むことも出来る。
kaleidoscopic「変幻自在の、千変万化の、万華鏡・走馬灯のような」。
the prism of fame split him into his kaleidoscopic multitude of facets
(名声のプリズムが彼を万華鏡のような多面体に分割する)
=「名声によって変幻自在な顔を持つに至る」。
imprint「印、跡、印象、~を刻み込む・強く印象付ける、~を押す」。
Lennon as fantasy figure
空想の姿としてのレノンNot all portrayals of Lennon in fiction have aimed for a realistic examination of his life with or without the Beatles.
フィクションでのレノンの描写全てが、ビートルズの一員だったかどうかに関わらず、彼の人生を現実的に考察する事を狙ったわけではない。
In author and film critic Kim Newman’s Anno Dracula novels, which posit a world where the vampiric count marries Queen Victoria and supernatural creatures live openly alongside mortals, Lennon is referenced as being the leader of the Labour Party (and a vampire, to boot).
作家であり映画評論家のキム・ニューマンの小説「ドラキュラ戦記」の世界では、吸血鬼の伯爵がビクトリア女王と結婚し、超常的な生物たちが公に人間と共に暮らし、そこでのレノンは労働党のリーダー(そしておまけに吸血鬼)だ。
posit「言う、固定する、据える、表明する、仮定、~を事実と仮定する、~と断言する」。
to boot「そのうえ、おまけに」。
He can even be found in the Marvel comic book universe, via the character of John The Skrull a member of the shapeshifting alien race created by writer Paul Cornell, who routinely takes the appearance of Lennon.
マーベルコミックの中にさえ、レノンを定期的に登場させる作家、ポール・コーネルによって作られた、形を変えるエイリアン族のメンバー、ジョン・ザ・スクラルとして出てくる。
routinely「日常的に、定期的に、常に、いつものように、日課となって」。
吸血鬼(何となくまだ分かる)にシェイプシフター(全然分からない・笑)、意外に何でもありなんですね。
ジョン・ザ・スクラルがもしマーベル映画として作られるなら、レノン役はやっぱりジョン・ハート・・・?(笑)。
マーベルはベネディクト・カンバーバッチも口説き落としてますから(まさか彼がアベンジャーズになるとは・・・)、可能性ありそうな気がします!
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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