先日から「The simple maths error that can lead to bankruptcy -「ヘタすりゃ破産!?単純な数学の勘違い」を読んでいます。
・「ヘタすりゃ破産!?単純な数学の勘違い」(1)
・「ヘタすりゃ破産!?単純な数学の勘違い」(2)
・「ヘタすりゃ破産!?単純な数学の勘違い」(3)
・「ヘタすりゃ破産!?単純な数学の勘違い」(4)
・「ヘタすりゃ破産!?単純な数学の勘違い」(5)
As a final test, the team analysed umpires’ decisions in Major League Baseball games.
最後のテストとして、研究チームはメジャーリーグの試合での審判員の決定を分析した。
In this case, the umpires were about 1.5% less likely to call a pitch a strike if the previous pitch was also called a strike
この場合では、審判はが前の投球をストライクと判定した場合、次の投球をストライクとする可能性が約1.5%低まった、
- a small but significant bias that could make all the difference in a game.
これは試合を一変させる可能性がある、小さいながらも重要なバイアスだ。
make all the difference「大違いである、状況を一変させる、大変効果がある、見違えるようになる」。
Kelly Shue, one the co-authors of the study, says that she was initially surprised at the results.
この研究レポートの共著者の一人であるケリー・シューは、最初はその結果に驚いたと言う。
“Because these are professionals and they’re making decisions as part of their primary occupation,” she says.
「彼らは専門家であり、主要な業務としてそれらの意思決定を行っているからです」とシュー氏。
But they were still vulnerable to the bias.
なのに彼らは依然として、バイアスに弱いままだ。
vulnerable「攻撃されやすい、隙だらけで、弱くて、傷つきやすい、感じやすい、弱みのある、受けやすくて」。
Football players might pay particular attention to the gambler’s fallacy.
サッカー選手は特に、ギャンブラーの誤謬に注意が必要かもしれない。
In a penalty shootout, it takes between 0.2 and 0.3 seconds for the ball to hit the goal.
PK戦ではボールがゴールに到達するまでに、0.2~0.3秒かかる。
“The goalkeeper must [therefore] decide whether to jump to one of the sides or to stay in the goal’s centre more or less at the same time that the kicker chooses how to kick,” Simcha Avugos at Ben-Gurion University in Israel explains.
「ゴールキーパーは、キッカーがどこに蹴るかを選択するのと同時に、どちらの側にジャンプするか、またはゴール中央に留まるか決めねばなりません」とイスラエルのベン=グリオン大学のAvugos氏は説く。
This means that the decision of where to dive is essentially a gamble.
これはどこに飛び込むかの決定が、本質的にギャンブルであることを示している。
スポーツでは「ギャンブラーの誤謬」を感じる瞬間は結構ありそうですよね。
野球、サッカー、テニス等々、ライン際の判定が必要なスポーツでは、人の目では不確かな部分はあると思います。
そういうところも含めて「ドラマ」なのかもしれませんが、センサーやAIがもっと発達したらそれも変わっていくのかな?(それでも判定の改ざんは出来そうだけど・汗)という気はしますね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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