先日から「Yukio Mishima: The strange tale of Japan’s infamous novelist -「三島由紀夫:悪名高き作家の奇妙な物語」を読んでいます。

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「美しい人は若くして死ぬべき」この人でないと中々言えない・・・(汗)。

・「三島由紀夫:悪名高き作家の奇妙な物語」(1)
・「三島由紀夫:悪名高き作家の奇妙な物語」(2)
・「三島由紀夫:悪名高き作家の奇妙な物語」(3)
・「三島由紀夫:悪名高き作家の奇妙な物語」(4)
・「三島由紀夫:悪名高き作家の奇妙な物語」(5)
・「三島由紀夫:悪名高き作家の奇妙な物語」(6)
・「三島由紀夫:悪名高き作家の奇妙な物語」(7)
・「三島由紀夫:悪名高き作家の奇妙な物語」(8)
・「三島由紀夫:悪名高き作家の奇妙な物語」(9)

A final burst of creativity

創造性の最後の一花

Mishima was by now in his forties and acutely aware of his age.
三島は40代になると、自身の年齢を痛感する。

“The beautiful should die young, and everyone else should live as long as possible,” he wrote, in a piece on the early death of the actor James Dean.
彼は「美しい人は若くして死ぬべきであり、その他の人たちは皆できるだけ長生きすべき」と俳優ジェームズ・ディーンの早世に触れて書いている。

“Unfortunately, 95% of people get it backwards, with gorgeous people lingering into their eighties and hideous fools dropping dead at 21.”
「残念ながら、95%の人がそれを取り違えて、美しい人たちは80歳までぐずぐずするし、見るに堪えない愚か者が21歳で亡くなっている。」


get it backwards「取り違える、逆に理解する」。

lingering「長引く、ぐずぐずする、ためらう、なごり惜しそうな、未練そうな」。

Mishima felt his moment was passing and began plotting his final act.
三島は自身の旬の時は過ぎ去ったと感じ、最後の行動を計画し始めた。

Everyone, at some point, sees life as a stage.
誰もがある時点で、人生を舞台と見るものだろう。

But few live and choreograph their lives as theatre, and fewer still would use seppuku to close out their performance.
しかし演劇的な生き方や振る舞いをする人は少ないし、ましてや切腹で幕を下ろす人など更に少ない。

For Mishima, though, it was the culmination of a lifelong fantasy.
しかし三島にとってそれは、生涯にわたるファンタジーの集大成だった。


culmination「最高点、頂点、最高潮、全盛、極致、総決算、集大成、(天体の)、正中、南中」。


「美しい人は若くして死ぬべき」、美を重んじる彼自身もまた・・・という感じでしょうか。

今の時代だと叩かれそうな思い切った発言ではありますが(汗)。

美人薄命とも言いますし、ロックの世界にも27クラブ(27歳で他界した才人たちのあの世のクラブ?)がありますから、人には若く美しい時に散る姿に魅惑される感性もあるのでしょうね。

今年はそういう早世された美しい方も多く・・・いつまでも胸に響くショックを受けて、それでも凡人は何とか元気に、自分なりの人生を楽しんで生きないと。

家計のやりくりとか、家事の切り盛りとか、ホントに小さなことを日々やってますね、そういえば(笑)。


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