先日から「The secret tricks hidden inside restaurant menus -「レストランのメニューに隠された秘密の仕掛け」を読んでいます。

レストランのメニューに隠された秘密の仕掛け


・「レストランのメニューに隠された秘密の仕掛け」(1)
・「レストランのメニューに隠された秘密の仕掛け」(2)
・「レストランのメニューに隠された秘密の仕掛け」(3)
・「レストランのメニューに隠された秘密の仕掛け」(4)
・「レストランのメニューに隠された秘密の仕掛け」(5)

The effect seems to even work when reading silently, perhaps because the brain still stimulates the motor movements required to produce speech when reading.
この効果は黙読でも発揮されるようで、これは読書時に脳が発声に必要な運動機能を刺激するためとされている。

This masticatory effect, the authors suggest, gets our saliva glands working.
この咀嚼効果によって、著者の考えでは私たちの唾液腺が働くのではないかというのだ。


masticatory「咀嚼の」。

saliva「唾液、つば」。

gland「腺」。

Putting brand names into dish titles is also an effective strategy for many chain restaurants, as are nostalgic labels like “handmade” or “ye olde” according to Brian Wansink from the Food and Brand Lab at Cornell University.
コーネル大学のブライアン・ワンシンク氏によると、多くのチェーン店にとって、料理名にブランド名を入れることや、「ハンドメイド」「ye olde(the old の意味)」といった懐かしい文言も有効だという。

A dose of patriotism and family can also boost sales.
また、少量の愛国心や家族愛の表現も売上を伸ばせる。


dose of「一服、服用量、1回分、少量」。

Letter costs

文字はその分財布に響く

But beware of menus with rambling, adjective-filled descriptions.
だが形容詞で埋め尽くされ、長ったらしいメニューには注意が必要だ。


rambling「ぶらぶら歩く、とりとめない、長ったらしい、要領を得ない、はびこる、うねる」。

There may be a more mercenary reason for verbose dish summaries
料理の長々とした説明には、利益目的もあるだろう、


verbose「言葉数の多い、多弁の、くどい、冗長な」。

- they can made the food seem like better value for money.
その料理の価値をより高く見せられるからだ。

Dan Jurafsky, a professor of computational linguistics at Stanford University, performed a study that analysed the words and prices of 650,000 dishes on 6,500 menus.
スタンフォード大学の計算言語学教授、ダン・ジュラフスキー氏は、6,500のメニューに掲載されている65万の料理の単語と価格を分析する研究を行った。

He found that if longer words were used to describe a dish, it tended to cost more.
その結果、長い単語で表現された料理は、コストが上がる傾向を発見した。

For every letter longer the average word length was, the price of the dish it was describing went up by 18 cents (14p).
平均的な単語の長さより1文字長くなるごとに、その料理の価格が18セント(14ペンス 約20円)上昇する。



お洒落なレストラン・カフェなどの「○○風、~を添えて」といったメニュー、あれも使っている食材を明記するのみならず、高級感を醸し出す意味もあると。

1文字につき約20円値段が上がる(笑)、細かいけれど面白い調査ですね。


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