今日から「The Pursuit of Love: Britain’s most scandalous family -「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」を読んでいます。

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写真は左からユニティ、ダイアナ、ナンシー


“I must admit, ‘The Mitfords’ would madden me if I didn’t chance to be one,” wrote Diana Mitford to her sister Deborah in 1985.
「正直に言うと『The Mitfords』は、自分がその一員でなかったら発狂していた」と1985年、ダイアナ・ミットフォードは妹のデボラに宛てて書いた。


madden「発狂させる、激怒させる」。

“How ghastly [they] all sound, though of course in real life haha they are ideal.”
「すごく不愉快に聞こえるだろうけど、現実の人生はもちろん最高だから。」


ghastly「恐ろしい、ものすごい、ぞっとする、死人のようで、青ざめて、実に不快な、いやな、ひどい」。

And so say all of us!
それは私たちも同意見だ!

The success of the new BBC adaptation of Nancy Mitford’s novel The Pursuit of Love (which this week is now being made available to watch internationally on Amazon Prime),
成功をおさめたナンシー・ミットフォードの小説『The Pursuit of Love』のBBCによる新たな映画(今週、Amazon Primeで世界的に視聴可能になった)は

and the renewed interest it has sparked in the bonkers, scandalous family that created and inspired it, makes us ask:
この作品を生み出す元となった狂気に満ちたスキャンダラスな家族への新たな関心が問いかける、


bonkers「気が狂って、夢中で」。

what is it about the Mitford sisters that keeps us reading – and watching?
ミットフォード姉妹の何が私たちを読ませ続け、見続けさせるのだろうか?と。

The Pursuit of Love, which was published in 1945, sold 200,000 copies in its first year and has rarely been out of print since, shows that there is a ready audience for its delightful blend of wit and absurdity.
1945年に出版された『愛の追跡』が初年度に20万部を売り上げた後も、ほとんど絶版になっていないことからも、このウィットと不条理が混ざり合う楽しい作品に、多くの読者がいることが分かる。

Its story of the love lives of members of the eccentric Radlett family is funny, satirical and full of deliciously strange people, like the hypochondriac suitor Davey who “twisted his tonsil, singing” and was “on a new diet: one meal white, one meal red.”
風変わりなラドレット家の人々の恋愛を描いたこの作品は、おかしくて風刺が効いていて、「扁桃腺をねじって歌い」「一食は白、一食は赤という新しい食事法を試みる」心気症を患う求婚者デイビーのような、楽しく奇妙な人々がたくさん登場する。

And the book leads to the family, because The Pursuit of Love comes from Nancy Mitford’s early life:
そしてこの本『愛の追跡』は、ナンシー・ミットフォードの幼少期の生活に由来している事から家族にもつながっていく、

it’s “about us when we were little”.
これは「姉妹が幼かった頃の話」なのだ。



ミットフォード姉妹の話は、ギネス一族に嫁いだ人がいるくらいしか知りませんでしたが、少し調べただけでも、すごく面白そうです。

ちなみにこのギネス一族に嫁入りしたミットフォード六姉妹の三女・ダイアナは、その後オズワルド・モズレーという人と再婚するんですが、彼の亡くなった前妻はカーゾン家の令嬢で、このカーゾン家はEテレでお馴染みのベニシアさんの一族です。

このダイアナとモズレー氏の息子はF1界の大物、マックス・モズレー。

長女ナンシーは小説家、四女・ユニティはヒトラーに心酔し、五女・ジェシカは活動家 / ジャーナリスト。

さらに六女・デボラの孫は、2020年に亡くなったモデルのステラ・テナント、とまあ英国版「華麗なる一族」といった感じの人々。

彼女らの祖父は外交官として日本に来ており、日本女性との間に子供をもうけているとか。

なのでもしかすると今も日本のどこかに、ミットフォード家の血を引く子孫がおられるのかもしれません。

そんな興味の尽きない六姉妹の物語、早速読んでいきましょう!


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